グループ防弾少年団(BTS)と英国ロックバンドのコールドプレイが共同制作した「My Universe」が、米ビルボードのメインシングルチャート「HOT 100」で1位になった。
ビルボードが4日(現地時間)に発表した「HOT 100」チャートで「My Universe」は発売初週で1位に直行する「ホット・ショット」デビューを果たした。
「My Universe」はこの日、ヒップホップミュージシャンのザ・キッド・ラロイとポップスターのジャスティン・ビーバーの「Stay」を抑えてトップに躍り出た。「Stay」は先週までの6週間、トップの座をキープしていた。
「HOT 100」で二つのグループが合作した曲が1位を占めたのは「My Universe」が初めて。「My Universe」はビルボードチャートで 「ホット・ショット」デビューを果たした57番目の曲だ。
BTSの曲の中で発売と同時に1位になったのは今回で5回目。BTSは今回の1位で、ドレイク、アリアナ・グランデと共に「HOT 100」1位デビュー曲(5曲)を最も多く獲得した歌手となった。
先月24日に公開されたオルタナティブ・ポップジャンルの「My Universe」は、新型コロナで大変な時代に国籍、人種、言語を超える慰めと共感のメッセージを込めている。
BTSの歌が「HOT 100」1位となったのは「Dynamite」「Savage Love」「Life goes on」「Butter」「Permission to Dance」に続いて6曲目だ。昨年9月に「Dynamite」で韓国歌手として初めて1位を記録してから1年1カ月目の記録だ。英国バンドのビートルズが1964~66年に打ち立てた1年2週間に次ぐ最短期間だ。
コールドプレイは2008年に発売したメガヒット曲「Viva La Vida」以来、13年ぶり2回目の「HOT 100」1位となった。
「My Universe」はビルボードの集計期間中に米国で1150万件のストリーミングと550万人のラジオ聴取者を集めた。ダウンロードは先月30日までに12万7000件を記録した。
「My Universe」は今週「デジタルソングセールス」チャートでも1位を占めた。BTSはロックジャンルに分類されるこの曲で、ビルボードの「ホット・ロック & オルタナティブ・ソングス」チャートでも初めて1位を記録した。
米国の大衆文化雑誌「ローリング・ストーン」が集計する週間チャート「ローリング・ストーン TOP100 ソングス」でも「My Universe」は韓国の歌手が参加した曲では初めて1位となった。
「My Universe」は、コールドプレイが今月15日に発売予定の9枚目のアルバム「ミュージック・オブ・ザ・スピアーズ」の先行公開曲だ。二つのスーパースターチームの協業で公開前から話題になっていた。コールドプレイとBTSが英語と韓国語で歌ったこの歌は、両グループが共同で作詞・作曲した。コールドプレイのオルタナティブサウンド、BTSのポップメロディが調和していると評価されている。スウェーデン出身のマックス・マーティンがプロデュースした。