「君は僕の星で僕の宇宙だから/今のこの試練も結局はつかの間だから/君はいつまでも今のように明るく輝いて」
グループ防弾少年団(BTS)と英ロックバンドのコールドプレイが共同で制作した新曲「My Universe」が、24日午後1時から全世界で発売された。この日の発売と同時に、両グループが書いた手書きの歌詞ビデオがコールドプレイのユーチューブチャンネルに公開された。
公式ミュージックビデオはまだ出ていない。コールドプレイの所属会社のワーナーミュージックは、近いうちに公式ミュージックビデオも公開する予定だと明らかにした。
「My Universe」はリーダーのRMをはじめシュガ、J-HOPEなどのBTSメンバーとコールドプレイが共同で作詞・作曲した。プロデュースはヒットメーカーとして知られるマックス・マーティンが担当した。コールドプレイのボーカル、クリス・マーティンが歌った導入部やリフレインの部分などを除けば、かなりの部分をBTSメンバーが歌った。
歌は3分50秒あまりのロックバラードだ。強烈なロックサウンドをベースにしたメロディーは、曲のメッセージに力を与える。歌詞は甘いラブソングでありながら、希望への賛歌にも聞こえる。新型コロナウイルス事態で日常を失った人々のために「新しい始まりが待っている」と勇気を吹き込む内容だ。
BTSは韓国語と英語の歌詞を行き来しながら、宇宙のような存在である「君」に対して無限の愛を表現しながら、応援と慰めのメッセージを送る。「僕の宇宙である君はまた別の世界を作ってくれるんだ」「君と一緒に飛んでいって」「僕たちは君に導かれてこの長い夜を彩るのさ」「さあ早く僕の手を握って」などを韓国語で歌う。
クリス・マーティンはこの歌のコラボレーションのために4月に韓国を訪れ、BTSと会った。この曲はコールドプレイが来月15日に発売する9枚目のアルバム「ミュージック・オブ・ザ・スピアーズ」の収録曲で、この日シングルとして先行公開された。