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BTS「ダイナマイト」、ローリングストーン誌「歴代最高の500曲」の1曲に

登録:2021-09-17 09:51 修正:2021-09-17 11:21
韓国の歌手としては初めて 
1位はアレサ・フランクリン「リスペクト」
『ローリング・ストーン』誌が防弾少年団(BTS)の曲「Dynamite」を紹介している//ハンギョレ新聞社

 アイドルグループ防弾少年団(BTS)のヒット曲「Dynamite」が、米国の権威ある音楽雑誌『ローリング・ストーン』の選ぶ「歴代最高の500曲」に選ばれた。韓国の歌手がこのリストに名を連ねたのは今回が初めてだ。

 ローリング・ストーン誌が15日(現地時間)に発表した「歴代最高の500曲」で、BTSの「Dynamite」は346位だった。同誌は「Dynamite」について「BTSの最初の米国ナンバーワンの歌であり、ヘゲモニーを揺さぶり世界を征服した韓国グループのランドマークとなった」とし、「メンバーのボーカルの才能が際立った」と評価した。

 BTSが昨年8月に発表した同曲は彼らの初の英語の歌だ。ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で通算3週1位を占めた。

 ローリング・ストーン誌の「歴代最高の500曲」は、大衆音楽界では名望あるリストとして知られている。2004年に初めて公開されて以来、2010年に改訂版が発表された。今回はアーティスト、作家、業界関係者など250人を対象にアンケート調査を実施した。以前はロックやソウルのジャンルが多数を占めていたが、今回はインディーズロック、ヒップホップなど多様なジャンルが含まれた。

 新しいリストでは「ソウルの女王」と呼ばれるアレサ・フランクリンの「リスペクト」が1位となった. パブリック・エナミーの「ファイト・ザ・パワー」が2位、サム・クックの「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」が3位、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」が4位、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」が5位だった。

 一方、BTSは18日に米ニューヨークに向けて出国し、20日に国連事務総長主宰の「2021持続可能な開発目標(SDGs)モーメント」のセッションで、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の文化特使として演説する。25日には新型コロナウイルス克服のための世界的なライブコンサート「グローバル・シチズン・ライブ」に参加する。このコンサートは、6大陸の主要都市をオンラインでつないで24時間生中継される。24日には世界的なバンドのコールドプレイとコラボレーションした「マイ・ユニバース」を発売する。

チョン・ヒョクジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/1011981.html韓国語原文入力:2021-09-16 11:18
訳C.M

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