全州(チョンジュ)のコンナムルクッパ(豆もやしスープご飯)が、英国の「ナショナルジオグラフィック」の選んだ世界の代表的な「二日酔い解消料理」として名が挙がった。
全羅北道全州市は、「ナショナルジオグラフィック」の英国版サイトが最近「二日酔いに効く世界の9種の食べ物」の一つとして全州の豆もやしクッパを紹介したと発表した。『二日酔いヘルパー:世界のおいしい治療薬(Hangover Helper: Delicious Cures from Around the World)』の著者である料理評論家のローレン・ショッキー氏は、同サイトで「韓国の酒文化はヘジャングク(酔い覚ましスープ)という新しい料理ジャンルが誕生するほど定着している。刻んだネギ、唐辛子などを入れた全州の豆もやしクッパはお酒を飲んだ翌朝に食べる非常に人気のある料理」と説明した。
ショッキー氏は全州の豆もやしクッパの他に、カナダの「ブラッディーマリー」(トマトジュースを入れたウォッカのカクテル)、イタリアの「ミッドナイトスパゲッティ」(夜遅く食べるパスタ)などを二日酔い解消の食べ物に挙げた。
全州の豆もやしクッパは、2017年にもニュース専門チャンネルのCNNで韓国を代表する10大料理の一つに選ばれた。英国出身のグルメ作家グラハム・ホリデー氏は「小エビの塩辛やキムチ、イカの塩辛などが付け合わせで、特に二日酔いに苦しむ旅行客にとって翌朝の素晴らしい酔い覚ましであり、元気回復のための料理」と絶賛した。
ナショナルジオグラフィックの英国版サイト「二日酔いに効く世界の9種の食べ物」記事全文:
https://www.nationalgeographic.co.uk/travel/2020/12/hangover-cures-around-the-world