今年3月、グーグルのディープマインドが作った人工知能プログラムのアルファ碁が、李世ドル(<イセドル>ドルは石の下に乙)九段を破り獲得した賞金100万ドルの受恵者が、子供たちと囲碁界だったことが公開された。
グーグル・ディープマインドの創業者兼最高経営者のデミス・ ハサビス氏は6日(現地時間)、「アルファ碁の賞金100万ドルの受恵者が、英国ユニセフ、コードクラブ(Code Club)、米欧韓の囲碁協会だったことを確認できてうれしい」と明らかにした。
コードクラブは英国で始まった一種の放課後の学校で、9~11歳の子供たちにゲーム、ウェブサイト、アニメーションのプログラミングを教える団体だ。教育はボランティアメンバーが行い、コードクラブはボランティアを支援する。現在、世界に約5000のクラブが作られ活動中だ。コードクラブはグーグルのディープマインドから10万ドルを贈られたと公開したが、ハサビス氏は、コードクラブに贈られた支援金は英国だけでなく世界の子供たちがプログラミングを学べるように使われるだろうとツイッターに書いた。同時に英国ユニセフに寄付されたお金は、少女の教育と性平等を含むグローバル教育の支援に使われると明らかにした。
しかし、アルファ碁が今年中に世界囲碁ランキング1位の中国の柯潔(コジェ)九段と今年末に対局を行う計画という一部マスコミの報道には、「私たちはまだアルファ碁で何をするか決めていない」とし、決定されれば公式発表すると付け加えた。