登録 : 2016.05.06 08:40 修正 : 2016.05.06 13:41

3日、動物の生態環境に合わせて変身する全州動物園のトラとライオンの檻をキム・スンス全州市長(中央)が説明している=全州市提供//ハンギョレ新聞社
オープン38年ぶりに生態動物園に
コンクリート取り除き2倍の空間に
動物の特性も考慮した樹木を植え
全州市長「動物福祉の実現」

 「動物を悲しい動物園から幸せな動物園に」

 全羅北道の全州(チョンジュ)動物園がオープンしてから38年ぶりに、生態動物園への変身に向けた第一歩を踏み出した。人工施設物のコンクリートを取り除き、動物の生態特性に合った環境を作って動物福祉を具現する。

 3日、全州動物園では、生態動物園造成事業の初段階として、新たな棲息環境を備えた環境にトラとライオンを放つ公開イベントを開いた。

 全州市は4億ウォン(約3700万円)の予算を投入し、トラとライオンが活動する空間を広げて水溜りや遊び場などを設置しており、動物の生態的特性を考慮した樹木を植えた。トラの檻には松、竹、笹を、ライオンの檻には草原を再現するために芝生や草などを植えた。また熱帯気候に住む特性を考慮し、熱がでる温熱岩(人工岩)をそれぞれ設置した。新しい環境にはシベリアトラの家族3頭、ライオンの家族3頭が生活する。

 新たなくつろぎの場では、動物の活動空間が2倍以上広くなった。猛獣が狭い空間に閉じ込められて生活するとストレスを受け、障害が発生するおそれがあるからだ。脱出防止のために観覧台と離し、深く広く掘ってあった従来の堀を土で埋め、空間を広げた。その代わりに、安全フェンスとガラスの観覧台、樹木遮蔽(美観のため鉄フレームを木で埋める)を設置し、安全を確保した。

 こうした変化は単に見るだけとしか思わなかった動物を配慮した処置だと全州市は説明した。キム・スンス全州市長は「生態動物園は公約事業の一つだ。動物福祉を実現する動物園に変身を試みる」と話した。

 1978年にオープンした全州動物園は、総面積12万6千平方メートルで、一時、京畿道以南で最も大きい規模を誇った。しかし歳月が流れ、老朽化が指摘されてきた。全州市は昨年の調査を経て、生態動物園造成計画を立てた。2016~2018年に400億ウォン(約37億円)を投資して「在来動物の森」(オオカミ、オオヤマネコ、キバノロ)と「草食動物の森」(鹿、ラクダ、馬)などテーマ別に10種類の棲息空間を作る計画だ。

パク・イムグン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-05-05 20:54

http://www.hani.co.kr/arti/society/area/742687.html訳Y.B

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