116年の歴史を持つ世界的なレストラン評価書『ミシュランガイド』ソウル篇(レッド)が今年中に発刊される。 10日午前、ソウル光化門(クァンファムン)のフォーシーズンズホテルで開かれた記者懇談会で、ミシュランコリアはアジアで東京(2007年)、香港(2009年)、シンガポール(2016年)に続きソウル篇が4番目に発刊されると明らかにした。
1900年にタイヤメーカーのミシュランが旅行者のためのレストラン・ホテル情報を盛り込んだパンフレットを製作配布して始まったミシュランガイドは、現在26カ国で出版されている。 ミシュランガイドが付与する星を得たレストランは数カ月間予約が満杯になるほどの最高のレストランとして認められ、料理人は富と名誉を手にする。 該当する国と都市は世界に美食文化が発達している所として認められる。
ミシュラン・グループのベルナール・デルマス副社長は「韓流の拡散により韓国料理の世界的な人気は非常に高まった」として「韓国の高い美食水準を本を通じて読むことができるだろう」と発刊の背景を述べた。 ミシュラン・コリアのキム・ボヒョン社長は味の評価基準について「料理材料の水準、料理法の風味と完ぺき性、料理の個性と創意性、価格の見合う価値、メニューの統一性といつ訪問しても変わることのない一貫性と持続性の5点」と明らかにした。