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韓国の中高年・高齢者層の88%が実際の年齢より若いと考える

登録:2015-02-27 09:23 修正:2015-02-27 15:25
55歳以上の男女500人にアンケート調査
 「気持ち年齢」は平均9歳若い
60代のような70代老人の健康。//ハンギョレ新聞社

 韓国の50代から70代の中高年・高齢者層の10人中9人が実際の年齢より若いと考えていることを示す調査結果が出た。自分の実際の年齢より平均9歳ほど若いと感じているという。

 サムスン生命引退研究所は26日、中高年・高齢者層の主観的年齢と実際の年齢の差を分析した「あなたの気持ち年齢は?」という調査報告書を発表した。同研究所は「気持ち年齢は実際の年齢とは別に一人ひとりが感じる主観的な年齢で、感性年齢、興味年齢、容貌年齢、行動年齢など4つの下位領域で細分化される」と説明する。

 調査結果で自分を実際の年齢と同じ(±2歳)と考えるケースは11%で少数だった。88%は自分が実際の年齢より3歳以上若いと答えた。自分が実際の年齢より老けた(+3歳以下)と感じるケースは1%に過ぎなかった。実際の年齢と気持ち年齢の差が50代は8.2歳、60代は8.6歳、70代は9.2歳で、年齢が高くなるほど若いと認識する点が興味深い。特に健康状態が良い人がそうでない人よりはるかに若いと感じることが明らかになった。

 サムスン生命引退研究所は「老年に体験する衰弱の相当部分は、自然な老化の結果とみるより老化に対する考え方が作用した結果だ。固定観念をそのまま受け入れず肯定的な考え方で生活すればさらに若返る」と強調した。

 この調査は韓国リサーチが昨年9月15日から10月17日までソウルと5大広域市に住む55~79歳の男女500人に一対一の面接質問で行われた。標本誤差95%の信頼水準に誤差範囲±4.4%だ。

キム・ギョンム先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015.02.26 18:59

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/679898.html 訳Y.B

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