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新型コロナ以後、韓国20代青年の借入残高が8.6兆円突破

登録:2021-10-07 21:13 修正:2021-10-08 08:21
クリップアートコリア//ハンギョレ新聞社

 韓国で20代青年の借入残高が今年90兆ウォンを超えた。

 国会政務委員会所属のチン・ソンミ共に民主党議員が、金融監督院から受けて7日に公開した資料によれば、20代の借入残高はここ3年余りの間に増え続け、今年6月末基準では91兆7892億ウォン(約8.6兆円)を記録した。

 20代の青年層の借入残高の増加率は、新型コロナ状況が始まった2020年を基点に急増した。2019年6月末に64兆8299億ウォン(約6兆円)だった20代の借入残高は、1年後の2020年6月末には75兆6256億ウォン(約7兆円)となり、1年で16.6%増えたが、新型コロナ感染が拡大した後の今年6月末基準で20代の借入残高は91兆7892億ウォンで、1年前の2020年6月末に比べ21.3%も増えた。

//ハンギョレ新聞社

 一方、全年齢層の借入残高は、2020年6月末は1677兆8186億ウォン(約157兆円)で前年に比べ4.7%増え、2021年6月末には1821兆4013億ウォン(約170兆円)で前年に比べ8.55%増加した。20代の借入残高の増加スピードが全年齢層よりはるかにはやいと言える。

 全体の借入残高に20代が占める比重も高まっている。2018年12月末には3.9%だったが、その後増え続け、2021年6月末には5.0%となった。全体の債務延滞者に占める20代の比重もまた増えている傾向だ。2020年6月末に10%であった20代の延滞者の比重は、2021年6月には11.2%に増加した。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1014265.html韓国語原文入力:2021-10-07 15:30
訳J.S

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