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韓国宇宙庁「ヌリ号、4回目の飛行に成功…13基の衛星いずれも軌道に安着」

登録:2025-11-27 06:50 修正:2025-11-27 09:20
「次世代中型衛星3号と地上局の初期交信も成功」
韓国宇宙航空庁提供//ハンギョレ新聞社

 韓国が独自開発した飛翔体「ヌリ号」の発射が成功裏に行われた。2021年の1回目の打ち上げ以来、この日で4回目の打ち上げであり、初の夜間打ち上げだ。

 ヌリ号の打ち上げが終了した直後の27日午前2時40分、ユン・ヨンビン宇宙航空庁長は、全羅南道高興(コフン)の羅老宇宙センターで会見を開き「1時13分にヌリ号が打ち上げられ、遠隔受信情報の初期分析の結果、ヌリ号は次世代中型衛星3号とキューブ衛星12基を目標軌道(600キロメートル)への分離・安着に成功したことが分かった」と述べた。

 さらに「1時55分、次世代中型衛星3号と南極世宗基地の地上局間の初交信を通じて、太陽電池パネルの展開など衛星の状態が正常であることを確認した。副搭載衛星12基も日程に沿って順次地上局と交信し、状態を確認する予定」だと述べた。ヌリ号がこの日軌道に乗せた衛星13基との交信結果は27日午後12時頃に発表される。

ユン・ヨンビン宇宙航空庁長が27日、全羅南道高興の羅老宇宙センターで会見を開き、ヌリ号の打ち上げ過程について説明している=宇宙航空庁提供//ハンギョレ新聞社

 ヌリ号は当初、同日0時55分に打ち上げられる予定だったが、圧力センサーの異常で予定されていた時刻から1回延期され、1時13分に打ち上げられた。離陸後122.3秒で1段目の飛翔体が分離され(高度65.7キロメートル)、230.2秒にはペアリング(頭部カバー)が分離された(高度211.1キロメートル)。それから、離陸後263.1秒で2段目の飛翔体の分離(高度263.1km)が順次に行われた。さらに、3段目の飛翔体が離陸後741.1秒で目標高度の600キロメートルに達し、衛星が順に射出された。打ち上げから790.9秒後には「次世代中型衛星3号」が分離、以後約20秒間隔でキューブ衛星が2機ずつ分離された。衛星が全て分離された後、3段目の飛翔体は分離された衛星との衝突を防ぐために遠くに落ちる「回避起動」を行ったのに続き、すべての残余燃料と酸化剤を宇宙空間に放出した後、飛行を終えた。飛行資料は航空宇宙研究院の羅老宇宙センターと済州(チェジュ)、パラオ(南太平洋)の追跡所などで収集した。

航空宇宙研究院のユーチューブチャンネルよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 この日、羅老宇宙センターでは、各段階を履行したという音声案内放送が出るたびに拍手が沸き起こった。ヌリ号の打ち上げを実況中継する航空宇宙研究院のユーチューブチャンネルには、9万人を超える人がアクセスし、ヌリ号の打ち上げ過程をリアルタイムで見守った。ユン庁長は「今日4次発射まで成功し、ヌリ号の信頼性を高めると同時に、我が国の自主的な国家宇宙開発力を再び確認するきっかけになった」とし、「今後2027年までにヌリ号をさらに2回打ち上げると同時に、ヌリ号より向上した性能の次世代飛翔体の開発を進め、我が国の宇宙開発能力をより一層高めていく」述べた。

パク・キヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/1231476.html韓国語原文入力:2025-11-27 02:56
訳H.J

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