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訴訟助けた日本人たち「本当にうれしい」 被告企業「当事者ではないのでノーコメント」

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/534572.html原文入力:2012/05/24 20:52(741字)

新日本製鉄と三菱重工業強制徴用被害者の訴訟を助けて来た日本側メンバーは、被告会社が当時の徴用被害者に賠償せねばならないと判断した韓国大法院(最高裁判所)の判決を大歓迎した。

「日本製鉄元徴用工裁判を支援する会」の上田ケイキは24日、ハンギョレとの電話で「信じられない」、「15年以上争って来たが、原告たちが生きている間にこんな判決が出て本当にうれしい」と話した。続けて彼は「日本のすべての裁判所が強制徴用被害者たちの訴えを無視した中で、韓国の最高裁判所がこれほど大きな決定を下してくれたことに感謝する」、「もう一度、日本でこの問題を取り上げて争うことができる力を得た。頑張る」と付け加えた。日本の支援者たちは3月9日、新日本製鉄大阪支店前に集まり、被害者に未払い賃金を支給して謝罪と賠償を促すデモを起こすなど、去年以後4回にわたって抗議デモを行ったことがある。

強制徴用被害者の賠償要求に対して新日本製鉄と三菱重工業など被告企業は、「原告が務めた会社は戦前の会社で、今の我々は当事者ではない」との態度を示してきた。しかしこの日、大法院は旧三菱及び旧日本製鉄が現在の企業と等しいと認めた。三菱重工業側はハンギョレとの電話で「判決結果は伝わっているが、具体的な内容をまだ確認できていない状況なので、現時点では特に言及するに値することない」と明らかにした。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳 M.S