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[韓進重聴聞会 3信] チョ・ナムホ "無給休職? だめだ"

原文入力:2011/08/18 19:14(1610字)


解雇労働者を復職させる意思 尋ねられるや "ない"


←チョ・ナムホ韓進重工業ホールディングス会長が18日、国会環境労働委員会の‘韓進重工業事態に対する聴聞会’で議員たちの質問に答えている。 キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr


チョ・ナムホ韓進重工業会長は18日 国会聴聞会に出てきて整理解雇の撤回意思がないことを明確にした。与野党の議員が「不道徳な経営」として猛攻を浴びせたが、彼は「謝罪申し上げる」として頭を下げるだけだった。

与野党議員はこの日、国会環境労働委員会が開いた‘韓進重工業聴聞会’に出席したチョ会長を相手に整理解雇の不当性を集中的に問い質した。


チャン・ジェウォン ハンナラ党議員(釜山、沙上区)は「韓進重工業は2007年から2009年まで当期純利益が1433億で、2010年一年だけが517億の赤字だった」として「会社債の等級もAで流動資産も1兆ウォンを持っているが2年間に3千人の労働者を整理解雇するのが正当なのか」と問い詰めた。


イ・ミギョン民主党議員は「(整理解雇の原因になった)会社の危機はチョ・ナムホ会長がでっちあげた危機」として影島造船所が船舶受注を一件も受けられない間にフィリピン スビック造船所だけで31件を受注した理由に対し集中的に追及した。 ホン・ヨンピョ民主党議員は「韓進の労働者は同じ業界より30%少ない賃金を受け取りながら仕事をし営業利益を残したが、チョ会長は数百億台の富を増やしながら労働者には血の涙を流させた」と指摘した。


チョ会長は与野党の議員らの指摘に対し大部分黙黙と是認する姿を示しながらも、会社の経営状況に対しては一貫して抗弁した。彼は「2008年金融危機」、「海外船主が価格の安いスビック選好」等の理由を挙げた。それと共に「影島造船所がはやく正常化されるよう議員様が助けて欲しい」と訴えた。


しかし解雇労働者たちの復職に対してはその意思がないということを明確にした。チョン・ジンソプ ハンナラ党議員が「先復職 無給休職などの方法」等を提示し「受け入れる用意はあるか」と尋ねるとチョ会長はすぐに「ない」と答えた。チョン議員は「なぜ出てきたのか。それなら四人(韓進重労使代表)は交渉が終るまで門の外に出て行けないと言いたい」として苦々しさを表わした。


ただしチョ会長は「会社が早く正常化すれば(3年後以後の再雇用の約束を)操り上げる用意がある」と話した。


一方、この日 ハンナラ党は経営陣の不道徳を叱責しながらも、影島造船所クレーンで籠城中のキム・ジンスク民主労総釜山本部指導委員と‘希望のバス’に対して「葛藤を助長している」と非難した。カン・ソンチョン ハンナラ党議員は「釜山に集まった希望のバス参加者の中に龍山惨事真相究明委員会などが参加し野党圏単一化などを話した」として運動が政治化されていると主張した。


一時、チョン・ドンヨン民主党議員がキム・ジンスク指導委員と電話連絡をしてチョ会長に発言する機会を与えようとするやハンナラ党議員が「ショーをしているのか」として反発し、聴聞会がしばらく中断された。ハンナラ党議員はキム指導委員が会社と関係ない人であることを労使代表者らに確認する質問を繰り返し投じもした。


イ・チェピル雇用労働部長官もこの席で「韓進重工業労使間の意見接近を土台に解決する局面でクレーン籠城が続き、希望のバス行事が大きくなり問題の解決に困難が加重された側面がある」と話した。


クォン・オソン記者 ツイッター @5thsage


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/492352.html 訳J.S