原文入力:2011/07/31 21:05(639字)
ホ・ホジュン記者
環境部 "移管 再議論は困難"
漢拏山国立公園管理業務を国家へ還元するという政府方針に反対する済州地域の声が高まっている。
1970年以後40年余りにわたり維持されてきた漢拏山国立公園管理事務が済州道から環境部へ移る手続きが進められたのは去る3月からだ。大統領所属 地方分権促進委員会は国立公園管理業務を国家還元事務と決め済州道に意見提出を要請した。しかし道が意見を出さないため先月21日に国家還元方針を通知した。
済州道関係者は「国立公園管理還元問題と分かっていれば意見を提示したはずだが、それを知らずに見過ごした」と話した。
ウ・クンミン済州知事は環境部と地方分権促進委などを相次ぎ訪問し説得に歩いている。済州道議会も済州道とともに漢拏山国立公園管理権の維持に全力を注ぐことで同意している。
環境部が国立公園を管理することになれば、世界自然遺産および世界地質公園管理などを引き受ける済州道と管理体系が二元化され行政混乱と住民不便がもたらされるということが済州道の主張だ。環境部は大統領裁可まで下りた事項を明確な名分なしに再議論することは困難だという態度だ。
済州/ホ・ホジュン記者 hojoon@hani.co.kr
原文: 訳J.S