本文に移動

韓国MBC イ・ウファン、ハン・ハクス ディレクター 人事異動 無効"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/487726.html

原文入力:2011/07/15 22:54(1288字)
裁判所‘MBC 報復性人事’認定
イム・ジソン記者、チェ・ソンジン記者

"時事教養局長と葛藤直後 人事権乱用" 仮処分申請 受け入れ

文化放送が<PD手帳>プログラムの取材中断指示に抵抗した時事教養局のイ・ウファン、ハン・ハクス ディレクターを他の部署へ発令したことは権利の濫用に該当し無効という裁判所判断が出された。
ソウル南部地方裁判所民事51部(裁判長 ソン・ジヨン)は15日 文化放送が時事教養局イ・ウファン、ハン・ハクス ディレクターを非製作部署に異動発令したことは「会社側の人事権乱用に該当し無効」と決めた。これに先立ち文化放送は去る5月12日 イ ディレクターを非製作部署である龍仁ドラミア開発団へ、ハン ディレクターを京仁地域本部へそれぞれ異動発令し、これに対し両ディレクターは裁判所に‘異動命令効力停止仮処分申請’を出した。

裁判所は決定文で「業務上の必要性や申請人らの業務上・生活上の不利益、会社人事規定と団体協約違反有無などを総合的に考慮する時、今回の異動発令は正当な理由のない権利濫用に該当し無効」と明らかにした。続けて裁判所は「イ・ウファン  ディレクターは<文化放送特別企画 ガンジス> <かび 3部作>、ハン・ハクス ディレクターは<アフリカの涙> <ファン・ウソク 3部作>等、主要な時事教養プログラムを製作し時事教養局で相当に有能なディレクターとして評価されている」とし「二人が入社して以来、慣行上決まっていた勤労内容や勤務場所まで変え龍仁ドラミア開発団や京仁地域本部に異動発令する程に会社側に急迫した業務上の必要性があったという主張は納得し難い」と付け加えた。

また、裁判所は「このような異動命令は番組主題の選定過程で申請人らと時事教養局長の間の葛藤があった直後に突然なされた」として「職種変更に該当するほどの人事異動をしながらも、会社側はこのような事実を両ディレクターに異動発令の30分前に通知するなど、人事規定と団体協約の信義誠実原則も守らなかった」と指摘した。

これに対し文化放送イ・ジンスク広報局長は「会社次元で議論し対応方案を定める計画」と話した。

文化放送は去る5月<PD手帳>を製作したイ・ウファン ディレクターが‘南北経済協力中断 その後の1年’という主題でプログラムを準備している間、ユン・キリョン時事教養局長を通じて取材中断を指示し、それに対しイ ディレクターとハン ディレクターが抗議するや会社は二人を非製作部署に異動発令した。その後、この発令を巡り文化放送ディレクター協議会と労組がユン局長の指示を拒否したことに対する報復性人事であると反発し労使葛藤がもたらされた経緯がある。

イム・ジソン、チェ・ソンジン記者 sun21@hani.co.kr

原文: 訳J.S