原文入力:2011/06/09 22:52(881字)
パク・ビョンス記者
"首脳会談のために大統領が直接指示したと話し"
政府 "北の主張は事実ではない…記録があるならば明らかにせよ"
北韓国防委員会政策局代表が9日、南北秘密接触と関連した南側政府の説明に逐一反論しつつ接触当時の録音記録を公開することもありうると明らかにした。当時、秘密接触に参加した国防委政策局代表はこの日<朝鮮中央通信>記者と問答する形式で 「南側が最後まで同族欺瞞と謀略ねつ造に固執するならば、我々は接触全過程に対する録音記録を公開しないわけにはいかなくなるだろう」と警告した。
政策局代表は‘秘密接触の目的が南北首脳会談開催ではなかった’という政府釈明に対して「キム・チョンシク(統一部統一政策室長)は‘今回の秘密接触は首脳会談開催のために大統領の直接的な指示と承認によって用意された’とし‘統一部長官ヒョン・インテクが直接接触の全過程を主管している’と言った」と主張した。
彼はまた‘天安艦・延坪島事件と関連した謝罪水準を議論していない’という政府説明に対して「彼らは後から最小限 遺憾でも表示すればそれを謝罪と受け入れ対決政策も撤回するつもりだと言った」と反論した。
‘金入り封筒’と関連しても「接触が決裂状態に達するやキム・テヒョ(大統領府対外戦略秘書官)の指示によりホン・チャンファ(国家情報院局長）がトランクから金入り封筒を持ち出しキム・テヒョはそれを我々の手に握らせようとした」として「我々が放り出すとキム・テヒョは顔を真っ赤にしてそわそわした」と主張した。
統一部当局者は「北韓の主張は事実でなく、我が政府を揺さぶろうとする意図」とし「北韓は記録があるならば、これ以上わい曲せずにすべての内容を明らかにしろというのが政府の立場」と話した。
パク・ビョンス先任記者 suh＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
