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‘4大河川 ロボット魚’お手上げした環境部

原文入力:2010-12-31午前09:33:57(985字)
MB 指示した小型化 暗い見通し
"来年投入 不可能" 結論

ナム・ジョンヨン記者

←ロボット魚.

李明博大統領が4大河川の水質汚染を防ぐとして導入方針を直接明らかにした‘ロボット魚’が当分 4大河川に投入できないものと見られる。
環境部関係者は30日「来年予算にロボット魚開発費が反映されているが、開発作業が遅く来年直ちには4大河川に投入できないとの暫定結論を下し、環境部はこの事業から当分手を引くことにした」と明らかにした。知識経済部が開発中のロボット魚を4大河川に投じようとするなら、環境部が‘水質自動測定網運営計画’を補完するなど関連制度を準備しなければならない。

ロボット魚は昨年11月に全国生中継されたイ大統領の‘国民との対話’で初めて推進事実が公開された。当時、イ大統領は即席で動画プレゼンテーションをリリースし 「4大河川水質汚染有無を把握するためにロボット魚を放つ」と明らかにした。これに伴い、知経部がロボット魚の開発事業に立ち上がり、韓国生産技術研究院がモデル製作に入った。

こうした中で去る7月にはイ大統領が4大河川事業報告を受ける席で、ロボット魚の大きさが1mを越えるという説明を聞き 「ロボット魚があまり大きければ他の魚が驚く」として、小さく分けて‘編隊遊泳’をさせろと指示した。政府は16ヶの堰建設が完工するなど4大河川事業の外観が取りそろう来年10~11月頃にこのロボット魚を稼動すると明らかにした。

だが、環境部関係者は「小さく製作すれば水質測定機器、衛星航法装置(GPS),編隊魚どうしの通信装置などを全て入れることはできない」とし「開発期間が数年以上かかるようで環境部はひとまず実務作業から抜け出た」と説明した。現在、開発可能な大きさである1mの魚を作り投じても、4大河川の水深が浅く泳ぎ回るのに困難があるとこの関係者は付け加えた。

ロボット魚を作る‘生体模倣型水中ロボット開発事業’予算は来年 20億ウォンが配分されている。 ナム・ジョンヨン記者 fandg@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/456531.html 訳J.S