原文入力:2010-12-24午後08:29:03(1149字)
ニューヨークタイムズなど 「中国、オバマ対北韓説得要請受け入れ"
"米、スタインバーグ ソウルに送り‘北と対話’余地 把握"
パク・ミンヒ記者
韓国の延坪島射撃訓練に報復攻撃をすると威嚇した北韓が‘対応する価値を感じない’として突然態度を変えたのは、中国の‘水面下の役割’が大きかったという発言が相次いでいる。 これに伴い、米国はジェームズ・スタインバーグ国務部副長官一行を近い将来ソウルに送り、北韓との外交に出る余地ができたかを把握する方針だと<ニューヨークタイムズ>が伝えた。
中国は来年1月19日に予定された胡錦濤国家主席の米国訪問を成功させるために北韓が報復攻撃に出ないよう‘強硬な措置’を取ったと香港<サウスチャイナモーニングポスト>が24日報道した。 中国外交消息筋は「中国と米国は韓半島の緊張緩和が胡主席の米国国賓訪問のための先決条件という事実をよく認識していた」としながら「中国は米国の要請を受けて北韓に以前より強硬な措置を取り、北韓が極度の自制力を示すよう説得することに成功した」 と話した。 この消息筋はバラク・オバマ米国大統領が去る5日、胡主席との電話通話で中国の役割を要請しながら、その結果が両国首脳会談日程に影響を及ぼすという立場を明らかにしたと伝えた。 <ニューヨークタイムズ>も米国官吏たちを引用し中国政府が北韓が韓国と和解するよう圧迫しようとする米国の計画を受け入れたとし、中国が北韓の好戦的な行動を抑制することに成功したと評した。 米行政府のある高位官僚はオバマ大統領が胡主席に電話をかけ対北韓圧迫を促しスタインバーグ国務部副長官など米国代表団が北京を訪問した直後、中国が北韓に高官を急派し「韓国住民攻撃と殺害を容認できない」という強力なメッセージを伝えたと話した。
<ウォールストリートジャーナル>も中国が北韓を自制させる役割をし、北韓のウラニウム濃縮施設の公開を含め最近の北韓の好戦的突出行動に対して中国が強く当惑しているという米国官吏たちの発言を伝えた。
<ニューヨークタイムズ>は中国が韓国、北韓の和解を強く要求し北韓もしばし好戦的態度を和らげながら米国が北韓と対話を再開する可能性も現れているとし、スタインバーグ副長官一行がまもなく北韓と外交に出る余地ができたかを調べてみるためにソウルを訪問すると見られると伝えた。
北京/パク・ミンヒ特派員 minggu＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
