原文入力:2010-09-28午後10:02:23(1634字)
"MB側近 主審選定のために順序操作"
チェ・ヨンヒ議員、ウン・ジンス委員 配当疑惑 提起
コ・ナム記者、キム・ギョンホ記者
←国務総理人事聴聞会委員のチェ・ヨンヒ民主党議員が28日午前、国会で開かれた院内対策会議で「監査院が教育科学技術部監査と4大河川監査の帰庁報告日を調整する方式で大統領側近であるウン・ジンス監査委員が4大河川監査を引き受けるようにした」という疑惑を提起している。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr
監査院が4大河川事業監査を李明博大統領の大統領選挙キャンプ出身であるウン・ジンス監査委員に割り振るために、事実上 監査配当順序を操作したという疑惑が28日提起された。この間、監査院の4大河川事業監査主審を引き受けたウン監査委員は実務部署の監査結果報告を受けても、この件を6ヶ月を超えて監査委員会に回付せず「4大河川に不利な監査内容の公開を敬遠するためではないか」という疑いをかけられてきた。
チェ・ヨンヒ民主党議員はこの日 報道資料を出し 「監査院が規定を守り割り振ったとすれば他の監査委員が4大河川事業の主審を引き受けることになっていた」として 「監査院が帰庁報告日を遅らせる方法で事実上順序を操作し4大河川事業監査をウン・ジンス委員に割り振った」と主張した。
監査院の‘主審委員指定基準および手続き’は、定められた順序により6人の主審委員を順番どおりに指定するようにしているが、該当事件に対する‘実地監査’が終わった後、調査概要を監査院長に報告する‘帰庁報告’日時により順序が決まる。‘監査事務処理規定’は帰庁報告を実地監査後3週(21日)以内に行うよう規定している。
しかし監査院はこういう規定に反し、4大河川事業実地監査以後24日が過ぎた時点に帰庁報告を行い、これに伴い、事業がウン・ジンス委員に配当されたということがチェ議員の主張だ。チェ議員は「監査院が規定どおり21日以内に帰庁報告をしたとすれば、ウン委員ではなくペ・ククァン委員に4大河川事業が配当されなければならなかった」と話した。
ウン委員は2007年大統領選挙当時、イ大統領キャンプで法律支援団長を引き受けて活動した前歴のために昨年2月 監査委員に任命される時、政治的中立を疑われた経緯がある。
キム・ファンシク総理候補者は書面質問答弁書で「主審委員指定基準および手続きと帰庁報告順序により割り振った」と話した。しかしチェ議員は「キム候補者が‘順序によりウン委員が4大河川事業の主審委員になった’と話したことは偽り」としながら「当時、キム・ファンシク監査院長がこれを指示しなくとも部下職員の順序操作を知らなかったとするなら監査院長として責任を負わなければならない」と話した。これに対し、監査院は報道資料を出し「実地監査終了順序により帰庁報告日が決まるのではなく、監査事項別に指摘事項件数、争点などにより検討所用時間に差が存在せざるを得ないため帰庁報告日は流動的」とし「こういう現実を反映して昨年監査院例規改正を通じて帰庁報告期限を削除した」と解明した。
キム候補者側は両眼の視力差が6ディオプターで不同視(両眼の視力差が大きいための障害)に該当するという診断結果をこの日 国会に提出したと明らかにした。総理室関係者は「キム候補者が前日午後、ソウルのある大型病院で視力検査を受けた結果、左眼が-7ディオプター、右眼が-1ディオプターであった」と話した。キム候補者は1972年の軍身体検査当時 5ディオプター差で兵役免除判定を受けた。
コ・ナム記者 dokko@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/441323.html 訳J.S