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韓国保守野党代表、米国で不正選挙論者や親クーパン議員と記念写真

登録:2026-04-16 07:44 修正:2026-04-16 08:56
ソン・オンソクは地方選挙前の早期辞任語り物議
国民の力のキム・ミンス最高委員のフェイスブックより//ハンギョレ新聞社

 米国を訪問中の保守野党「国民の力」のチャン・ドンヒョク代表に対し、強硬保守層を結集させるための動きだとの批判が相次ぐ中、ソン・オンソク院内代表は15日、地方選挙前に院内代表職を早期辞任する可能性に言及した。49日後の6月3日に地方選挙を控える中での「ツートップ」の動きについて、党内からは「選挙を放棄したのではないか」という不満が噴出している。

 今月11日に米国へ出発したチャン代表はこの日、フェイスブックで、公式の最初の行程としてワシントンD.C.の朝鮮戦争記念碑を訪れた後、米国第一政策研究所やヘリテージ財団などの米国の保守系シンクタンクと懇談会をおこなったと明らかにした。

米国を訪問中の国民の力のチャン・ドンヒョク代表が14日(現地時間)、米ヘリテージ財団と懇談会をおこなっている=チャン代表のフェイスブックより//ハンギョレ新聞社

 同行中のキム・ミンス最高委員は前日、フェイスブックに、チャン代表と共に共和党全国委員会のジョー・グルーターズ委員長、共和党所属のダレル・アイサ下院議員(カリフォルニア州)と会った際の写真を投稿した。過去に不正選挙陰謀論を提起しているキム最高委員は、「グルーターズ委員長は『投票はより多く、不正投票はより少なく(vote more, cheat less)』という強いメッセージを伝えてきた」と記した。トランプ支持派とされるグルーターズ委員長は、不正選挙の可能性を低下させるために郵便投票の範囲を制限する法案を支持した。アイサ議員は、クーパンの個人情報流出事件での韓国政府の対応を批判した人物だ。チャン代表は、党の公正選挙タスクフォースの共同委員長を務めるキム最高委員と共に、韓国国内の強硬保守層をターゲットにした動きを続けているのだ。

 チャン代表は、ホワイトハウスの信仰局長で、トランプ大統領のスピリチュアルアドバイザーと呼ばれるポーラ・ホワイト牧師との面談も推進している。ホワイト牧師は先月、キム・ミンソク首相とトランプ大統領の会談を実現させているため、チャン代表がトランプ大統領とのサプライズ会談を試みていると解釈される。

 選挙局面で姿を消したチャン代表に対しては、党内から批判が相次いでいる。ペ・ヒョンジン議員はこの日、記者団に対し「(チャン代表は)選挙を放棄しているのではないかと懸念される。だとしたら、勇気を持って第一線を退くなり完全に辞任するなり決断して、候補に当選への道を切り開いてやるべきだ」と述べた。チュ・ホヨン議員はSBSラジオの番組で「まるで『喪主が葬儀を守らず、どこかのカラオケに行ってしまったようだ』と表現した人もいる」と語った。

 このような中、ソン院内代表は地方選挙前の5月に早期辞任する可能性に言及した。同氏はこの日の記者懇談会で、「民主党の党内指導部が変われば、我が党も対応の観点から党内代表を早期に選出すべきなのではないか。議員のコンセンサスを得るつもりだ」と語った。

 当選2回のある議員は「代表は地方選挙を放棄して米国へ行ってしまい、院内代表は地方選挙の敗北後に生じる混乱を避けるために先んじて辞めるということではないか」とし、「党がどうなろうと自分だけは生き残ろうということ」だと述べた。

チャン・ナレ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1254419.html韓国語原文入力:2026-04-15 20:25
訳D.K

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