李在明(イ・ジェミョン)大統領と中国の習近平国家主席は、戦略的協力パートナーシップの発展のため、毎年会うことで一致した。昨年11月の慶州(キョンジュ)首脳会談に続き、2カ月ぶりに実現した今回の会談を機に、両国は完全な関係正常化に拍車をかけている。
李大統領は同日午後、中国・北京の人民大会堂1階の東大庁で習主席と会い、「今回の会談が、2026年を韓中関係の全面修復の元年にする重要なきっかけになるだろう」とし、「これからは時代の流れと変化に歩調を合わせて、習主席とともに韓中関係発展の新しい局面を開いていきたい」と述べた。習主席も「友人であり隣人として韓中両国はより頻繁に往来し、活発に意思疎通を行っていかなければならない」とし、「両国の協力パートナーシップが健全な軌道に従って発展するようにすべきだ」と応えた。
ウィ・ソンラク国家安保室長は会談後の会見で、「(今回の会談を通じて)韓中間の政治的信頼と友好感情の基盤を固めた」とし、「韓中関係の全面的修復にふさわしく、両国首脳が毎年会談を続けていくことで意見が一致した」と述べた。さらに「習主席は会談の最後に、(李大統領の)今回の訪問は意義深いとし、韓中新時代の基礎を固めたと評価した」と伝えた。
ウィ室長は同日の会談で、両首脳が外交安保を含む多様な分野で戦略的対話チャンネルを復元する一方、韓中自由貿易協定(FTA)第2段階の交渉を年内に推進するとともに、文化コンテンツ交流の強化などにも合意したと伝えた。
特に「西海(ソヘ)を平和な海にすべきという認識を共にした」とし、「西海の(中国が建設した)構造物や不法(漁船)操業問題についても、慎重だが進展を期することができるという期待を持つようになった」と述べた。そして、「2026年中に海上海洋経済画定の次官級会談を開催できるよう、共に努力していくことにした」と伝えた。
また、両国間の文化コンテンツ交流に関しては「漸進的かつ段階的に文化コンテンツ交流を拡大していこうということで一致した」と伝えた。このために「囲碁やサッカー分野の交流を推進することにし、その他のドラマ、映画などは実務部署間の協議で進展を模索していくことにした」とも述べた。
ただ、習主席はこの日の会談で「両国が歴史的に正しい側に立って正しい戦略的選択をしなければならない」とも強調した。これについては、米中競争と日中間の対立の中で韓国が中国と共にすること、台湾問題などで中国の核心利益を尊重することを求める意味が込められているものとみられている。