「キム・ボムソク議長はどこにいますか、今?」(共に民主党のファン・ジョンア議員)
「Where is Bom Kim(キム・ボムソクの英語名)、right now?」(通訳士)
「I'm sorry that I don't speak Korean…」(クーパンのハロルド・ロジャース新代表)
17日の国会科学技術情報放送通信委員会による「クーパン個人情報流出事態」聴聞会の会場。
クーパンの創業者で、クーパンの親会社クーパンIncの取締役会議長でもあるキム・ボムソク氏が欠席する中、代わって出席した同社のハロルド・ロジャース新代表は、「キム・ボムソク議長はどこにいるのか」と問われ、「申し訳ありませんが、韓国語ができないため言いますが、私の答える内容はきちんと韓国語で通訳されていますか?」と英語で答えた。度重なる質問と通訳にもかかわらず、まともな答えが返ってこないため、ファン議員は「今、戦略的にそんなことを言っているようだ。とんちんかんな返事をするという風に。かみ合わない返事をすると決めて出てきたようだ」と述べた。
野党議員による質問でも似たような状況が繰り返された。
改革新党のイ・ジュンソク議員が「キム・ボムソクは出て来ないのか、簡単に立場を明らかにしてほしい」と問うと、ハロルド・ロジャース代表は「尊敬する委員。ご質問に感謝する。このように答える機会を与えてくださり感謝する。国民のみなさまにこの事故についてご心配をおかけしたことについて、深くおわび申し上げる。私はこの場でクーパン韓国の代表取締役としていかなる質問にも誠心誠意お答えする」と英語で述べた。
即答を回避しつつ、儀礼的な答えで時間を消費したのだ。
イ議員は当惑しつつ、「こんな、意味のない、答えにもなっていないことは…」と述べた。チェ・ミンヒ委員長(民主党)は「儀礼的なあいさつは省略してほしい」と述べた。
このような光景は最初から予想されていた。
聴聞会の序盤にハロルド・ロジャース代表は、通訳を通して「韓国語がまったくできない。できるのは、基本的な『アンニョンハセヨ』程度のあいさつだけ」と答えた。共に出席したブレット・マティス情報保護最高責任者(CISO)は通訳を介して「『義母』、『義妹』、『妻』、『こんにちは』程度の韓国語は使うが、議員がここで議論している内容は聞き取れない」と述べた。
国民の力のチェ・ヒョンドゥ議員は「キム議長がグローバルCEOであるため国会聴聞会には来られないと言ったのは、本当に国民を愚弄するもの」だとして、キム議長を「大韓民国の母国語が通じない外国人を先頭に立たせて回避しようという態度はひきょうだ」と批判した。
民主党のノ・ジョンミョン議員は午前の質疑終了後、フェイスブックで「クーパンの所有者であるキム・ボムソクは隠れ、代表を外国人に急に交代させた本音がありのままに確認された。聴聞会のスピードが遅すぎる」と指摘しつつ、クーパン脱退の「証拠写真」を添付した。
民主党のパク・チャンジン先任副報道担当はこの日のブリーフィングで、「『アンニョンハセヨ』程度しかできない』、『議員の質問は理解できない』という言葉が飛び交う聴聞会は、通訳の後ろに隠れて時間を引き延ばして本質を回避しようという、意図された責任回避劇に過ぎなかった」として、「これは国民の怒りを解消するどころか、むしろ不信と怒りを増幅させた決定的場面だった」と評した。