原文入力:2010-06-22午後08:26:00(1293字)
議席 75%獲得…予算審議 通過 困難な模様
環境影響評価・妥当性調査 監査計画も明らかに
イ・ギョンミ記者
今回の6・2地方選挙後、オ・セフン ソウル市長が速度を上げている漢江運河建設事業に対し、民主党ソウル市議当選者らが公開的に反対し始めた。これらは新しい議会が開かれ次第、業務監査と追加補正予算審議を通じ この事業を中断させると明らかにした。
チョ・キュヨン当選者など民主党第8代ソウル市議当選者13人は22日午前、ソウル市議会で記者会見を行い「社会的合意もできていない状態で一方的にゴリ押ししている漢江運河事業は中断しなければならない」とし「民主党ソウル市議当選者79人全員は議会が開院すれば業務監査と下半期追加補正予算審議など議会のすべての権限を動員し漢江運河事業を阻止する」と明らかにした。これらは記者会見に先立ちこういう内容を盛り込んだ声明をオ・セフン市長に伝達した。
漢江運河事業は京仁運河とソウル、漢江区間を連結することにより、ソウルから仁川を経て中国の都市らを行き来する観光船を運航する内容を含んでいる。ソウル市は京仁運河とソウル、漢江区間に5000t級観光船が出入りできるよう412億ウォンの予算を投じ現在25mの麻浦区、楊花大橋の橋脚間隔を50mに広げる工事を進行中だ。この工事のために今年 240億ウォンの予算を確保し、来年度に追加で172億ウォンを用意しなければならない。
また、市は楊花大橋構造改善工事以後、川底をさらに浚渫し周辺安全施設を作るのに今年の追加補正予算で200億ウォン、来年予算で1000億ウォンを編成し議会に要請する計画だ。漢江事業本部 チョン・ソクヒョン漢江事業企画団長は「追加経費と来年予算が確保されないならば、工事に支障が生じる」としつつ「この事業を計画どおり進行することができるよう市議会と協議するだろう」と話した。
しかし全体106議席の内 79席を占めた民主党は議員全員が漢江運河事業に反対しており、新しい議会が開かれ次第この工事を中断させる計画だ。
チョ・キュヨン当選者は「先ず漢江運河事業の環境影響評価と妥当性調査が適切に進行されたかを監査し、問題が発見されれば該当者に対し懲戒を要請する」と話した。また「社会的に合意しなければ今後は追加経費予算を含め漢江運河関連予算は全く用意されえないだろう」と話した。
これに対しチョン・ヒョソン ソウル市スポークスマンは「漢江ルネサンス事業の一つである西海航路造成計画は漢江を親水都市として発展させるため2006年から推進してきたことで、政府で推進した大運河とは違う」とし「楊花大橋構造改善工事は中断できず、市議会が開かれれば十分に議論する」と明らかにした。
イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr
原文: 訳J.S