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世界を魅了した「韓国の辛さ」…ブルダックソース、コチュジャンなど輸出が過去最大

登録:2024-02-07 06:21 修正:2024-02-12 08:14
昨年ソース類3億8400万ドル輸出 
「韓流ブームでKフードへの関心高まる」
ゲッティイメージバンクより//ハンギョレ新聞社

 防弾少年団(BTS)のジミンが食べていたトッポッキの材料であるコチュジャンから、ユーチューバーの「英国男子」(Korean Englishman)、ジョシュアが挑戦したブルダック炒め麺のブルダックソースまで、韓国の辛さが世界を魅了した。昨年、韓国のソース類の輸出額は過去最大の実績を達成した。

 6日の関税庁の資料によると、昨年のヤンニョム(辛いタレ)ソースや伝統醤類などの輸出額は3億8400万ドル(約565億円)で、1年前より6.2%増加した。年間基準で過去最大の金額だ。

 輸出量は13万1800トンで、2021年(13万2千トン)に次いで2番目に多かった。10年前の2013年(6万6千トン)に比べると、約2倍の規模だ。関税庁側は「コロナ禍にともなう内食需要と韓流の人気などで、2020年にソース類の輸出が3億ドルを突破して以来、成長が続いている」とし、「持続的な商品開発で世界人の好みに合う多様な商品を発売した企業努力も一役買った」と分析した。

 品目別に見ると、ブルダックやプルコギなどタレ・ソース類が2億4200万ドルで最も多い。コチュジャンやテンジャン(韓国の味噌)など醤類が1億1100万ドル、ケチャップやマヨネーズなどが3200万ドルでその後に続いた。国別では米国が8400万ドルで、全体輸出額の21.8%を占めている。そのほかは中国(5100万ドル)、日本(3500万ドル)、ロシア(3100万ドル)、ベトナム(1800万ドル)の順だった。

 昨年は輸出国も139カ国で過去最多を記録した。特に最近、SNSなどで人気を集めているブルダックやトッポッキなどのタレ・ソース類は、昨年アイスランド、クロアチア、ルクセンブルクなど6カ国に新規進出した。

ユ・ソンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1127469.html韓国語原文入力:2024-02-06 18:51
訳H.J

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