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世界でラーメンを一番よく食べる国、もはや韓国でない?

登録:2022-06-30 20:10 修正:2022-07-01 07:56
ゲッティイメージバンク//ハンギョレ新聞社

 「世界でラーメンを一番よく食べる国はどこ?」

 ベトナムが韓国を抜き、その座についた。農心は「世界ラーメン協会が発表した2021年世界ラーメン市場資料によれば、ベトナムの年間1人あたりラーメン消費量が87食で1位を記録した」と明らかにした。韓国は年間73食で2位、ネパールが55食で3位だった。2020年までは韓国が1人あたりラーメン消費量世界1位だった。

 ベトナムは1人あたりの年間ラーメン消費量が2019年に55食、2020年に72食、2021年に87食で連続増加中だ。農心の関係者は「最近ベトナムが高い経済成長率を記録するなどで購買力が高まっていて、新型コロナにより外食を避け家庭で食事する傾向が強くなっているためとみられる」と説明した。

 ベトナムのラーメン市場の規模も急成長している。2019年の50億食から2020年には70億食、2021年には86億食を記録し、世界5位から2020年以降は3位に順位が上がっている。昨年現在の国別市場規模では、中国が440億食で1位、インドネシアが133億食で2位。

 全世界の人々がラーメンを楽しんでいるが、調査によると、地域と文化によってラーメンの好みには差が出る。世界ラーメン協会の資料によれば、韓国など大多数の国では袋麺が好まれているが、メキシコや日本などでは容器麺がより多く売れていて、特にメキシコでは容器麺が市場全体の89%を占めていた。また、多くの人が一食の食事としてラーメンを食べるのに対し、フィリピンやインドではミニサイズのラーメンが人気だ。これらの国では食事の合間に様々なおやつを楽しむ文化があり、ラーメンを主に間食として消費するためだ。

ユ・ソンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/1049092.html韓国語原文入力:2022-06-30 14:53
訳J.S

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