本文に移動

韓国政府、北朝鮮人民軍総政治局長など4人を独自制裁対象に追加

登録:2023-07-15 01:01 修正:2023-07-15 08:56
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18型」の発射実験に対応し、13日(現地時間)、米ニューヨークで国連安保理会議が開かれている/聯合ニュース

 韓国政府は14日、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18型」の発射実験に対応し、チョン・ギョンテク朝鮮人民軍総政治局長ら北朝鮮の4個人と3団体を独自制裁リストに追加すると発表した。昨年5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後、10回目の対北朝鮮独自制裁だ。

 外交部は「北朝鮮が12日に行った長距離弾道ミサイル発射に対応するため、北朝鮮の核・ミサイル開発および資金調達に関与した4個人と3団体を独自制裁対象に指定することにした」と発表した。

 今回新たに制裁対象になった個人と団体は、チョン・ギョンテク人民軍総政治局長▽パク・クァンホ元労働党中央委宣伝扇動部長▽パク・ファソン、ファン・ギルス(朝鮮白虎貿易民主コンゴ支社所属のパク・ファソン)▽七星貿易会社▽朝鮮白虎貿易会社▽コンゴ・アコンドSARL(Congo Aconde SARL)など。これら個人と団体はすでに米国とEU欧州連合の制裁対象になっている。

 朝鮮白虎貿易会社は1980年代からアフリカと中東地域で造形物建設と北朝鮮労働者の派遣に関与してきた団体であり、コンゴ・アコンドSARLは朝鮮白虎貿易会社の偽装会社だと外交部は説明した。

イ・ジェフン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/1100223.html韓国語原文入力:2023-07-14 21:13
訳H.J

関連記事