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「北朝鮮、東海上に短距離弾道ミサイル発射」韓国合同参謀本部が報告

登録:2023-02-20 09:07 修正:2023-02-20 12:23
北朝鮮が20日、東海上に短距離弾道ミサイル2発を発射した。写真は18日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル「火星砲15型」を利用して奇襲発射訓練を行っている様子=朝鮮中央通信・聯合ニュース

 北朝鮮が東海(トンヘ)上に短距離弾道ミサイル2発を発射した。北朝鮮は「火星15型」を発射した18日に続き、2日後に武力示威を再開した。

 韓国合同参謀本部は20日、「わが軍は本日午前7時頃から午前7時11分頃までの間に北朝鮮平安南道粛川(スクチョン)一帯から東海上に発射された短距離弾道ミサイル2発を捉えた」とし、「わが軍は監視および警戒を強化する中、韓米間の緊密な協力を図り万全の態勢を維持している」と明らかにした。

 一方、18日に北朝鮮が「火星15型」ICBMを発射した後、韓米は19日、米国の戦略資産を動員した合同空中訓練を行った。これに対し、北朝鮮のキム・ヨジョン労働党副部長は同日「朝鮮中央通信」に載せた談話文で「太平洋を我々の射撃場として活用する頻度は、米軍の行動の性格にかかっている」と批判した。

 韓米は22日、米国で拡大抑止手段運用演習(DSC TTX)を行い、来月中旬には大規模な野外機動および上陸訓練が含まれた合同演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」を実施する予定であり、北朝鮮の武力示威は続くものとみられる。

シン・ヒョンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/1080358.html韓国語原文入力:2023-02-20 08:22
訳C.M

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