尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国政運営に対する支持率が再び30%を割った。
エンブレインパブリック、Kスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチが14日から17日にかけて全国の1007人の有権者に対して調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)を行ったところ、尹大統領の国政運営を「評価する」とした肯定的評価は29%、「評価しない」とした否定的評価は62%だった。17日に発表された。2週間前の調査に比べ肯定評価は2ポイント低下、否定評価は2ポイント上昇。
尹大統領の東南アジア歴訪の直前に、大統領室が文化放送(MBC)の記者を大統領専用機への搭乗から排除するよう決めたことについては、65%が「取材の機会を奪う不適切な措置」だと答えた。「歪曲・偏向報道の防止のためには避けられない措置」だったとの回答は28%にとどまった。
また、野党が求めている梨泰院(イテウォン)惨事に対する国政調査については「必要だ」という意見が55%で、「不要だ」(41%)より14ポイントほど多かった。
梨泰院惨事の犠牲者名簿の公開の是非については「犠牲者と遺族の悲しみを政治的に利用しようとの主張に過ぎない」(49%)という意見と「遺族が反対しない限り名前と遺影を公開するのは当然」(45%)という意見が拮抗した。
最近の政府による不動産規制地域の解除措置については「ソウルを含むすべての地域の規制を解除すべき」とする意見が27%、「現在の規制地域の範囲が適切だと思う」とする意見が29%、「政府の規制地域解除措置は性急だと思う」という意見が31%だった。
政党支持率は高い順に、共に民主党が33%、国民の力が30%、正義党が4%だった。