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外国大学 未認可分校‘学位商売’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/405882.html

原文入力:2010-02-21午後08:06:16(1185字)
‘国内2年+本校2年 学習’広報
教育法上 不法…学生被害 憂慮

ホン・ソクチェ記者

‘国内で外国学位を受けられるようにする’として外国大学の国内分校を自認する所が依然として盛業中だ。これらは米国本校で学位を認定すると広報しているが、我が国の実定法上は不法と規定されており、学生たちの被害が憂慮される。

米国メリーランド州シルバスプリングスに本校を置くグリッグス大学(Griggs Uniersity)韓国教育センターは、ホームページ等を通して国内で22日まで2010年度2次定時新入生350人を募集している。ソウル,漢南洞にある教育センターで4学期間授業を受け、フィリピン・中国・米国などを行き来し4学期をさらに勉強すれば米国本校で学位を与えるということだ。一学期の登録料は350万ウォンに達する。

入学過程も国内内申・修学能力試験や米大学修学能力試験(SAT)成績と関係なく、自ら行う英語試験と韓国語面接などで行われる。この教育センター関係者は「(韓国教育センターは)グリッグス大学の分校形態で米国本校が遠隔大学として認めているので、国内でも‘遠隔教育’をする場合に該当し学位に問題がない」と話した。

米カリフォルニア経営科学大学韓米教育本部も同様な事例だ。こちらもやはり「2年間ソウル,西大門区にある講義室とインターネットを通じて講義を聞き、米国で残り2年間の授業を聞けば本校学位を取ることができる」とし学生たちを集めている。一学期の登録料は280万ウォン余りで、深層面接だけで入学が可能だ。

こちらはまた‘卒業後国内外有名大学院に進学指導をする’と広報している。韓米教育本部関係者は「事実上の韓国分校として、ここで1・2学年教育を終えれば米国にある本校が学生たちを3学年として受け入れるという内部姉妹提携を結んでいる」として「本校オンライン講義と国内の学点(単位)銀行制を併用して単位を取れば良い」と話した。

だが現行高等教育法は外国大学が教育科学技術部の学校設立認可なしに国内に分校を構えたり教育をすること自体を不法と規定している。

最高裁も去る2007年8月、未認可外国大学の学位では国内大学院に進学できないという判決を下した経緯がある。

ク・ジムン教科部私立大学支援課長は「認可なしで外国大学の名前で施設を構え教育をすることは不法」としつつ「学生たちの被害が憂慮されるだけに、不法性が確認されれば閉鎖命令を下すことができる」と明らかにした。

ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr

原文: 訳J.S