原文入力:2010-02-05午後09:31:18(1023字)
"キム・ウリョン理事長‘8日処理’オム・ギヨン社長に伝達"
独断的人事 強行すれば オム社長辞退 可能性も
イ・ムニョン記者
放送文化振興会が8日午前、ソウル,中区,小公洞のロッテホテルで臨時理事会を開き、空席となっている<文化放送>(MBC)本部長選任を与党理事たちの意志どおり強行すると発表され、文化放送内外の緊張が高まっている。
文化放送関係者は5日 「キム・ウリョン放文振理事長が4日と5日にオム・ギヨン社長に自身の思いどおりに本部長を人選するという意志を伝え、オム社長は拒否意志を明確に明らかにしたと理解している」と話した。労組もこの日声明を出し 「オム社長が放文振の直轄統治に反発し、辞退まで覚悟したという便り」として「社長が退けばKBSを手中に入れた方式と同じく(政権は)落下傘社長を投じMBCまで一口に飲み込もうとするだろう」と批判した。
昨年12月、放文振が文化放送本部長4人を交替した以後、オム社長とキム理事長間の意見不一致で後任本部長人選が数回失敗に終わってきた。キム理事長は8日の理事会で報道本部長にファン・ヒマン蔚山文化放送社長を、製作本部長にユン・ヒョク副局長を選任しようとしていると知られた。2人ともオム社長が拒否してきた人物で、特にユン副局長は現経営陣と角を立てて争ってきた公正放送労組組合員だ。2人の本部長選任が文化放送報道・プログラムの保守化を招くだろうという指摘が出る背景だ。
キム理事長はこの日<ハンギョレ>と行った通話で 「私が特定人を望むのではないが、オム社長の意見だけが正しいということもできない」として「オム社長が理事会に参加し説明して、理事らが議論して決めれば良い」と話した。
文化放送労組は理事会が開かれる時刻にホテル前で記者会見を行い、総力闘争を宣言する予定だ。本部長選任が強行されれば、新しい本部長らの会社出入りを阻むという方針もたてた。放文振が要請した臨時株主総会はこの日昼12時に予定されている。キム・ジョングク文化放送企画調整室長は「オム社長が株主総会議長として司会をすると理解している」と伝えた。
イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr
原文: 訳J.S