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[世論調査]野党のユン候補、与党のイ候補さらに引き離す…アン候補も支持率上昇

登録:2022-02-07 04:16 修正:2022-02-11 08:21
[大統領選D-30]大統領候補の適合度調査 
イ候補32.6%、ユン候補38.8%、アン候補10.8%、シム候補2.9% 
イ候補とユン候補の格差、前回の調査よりさらに拡大 
左から共に民主党のイ・ジェミョン大統領選候補、国民の力のユン・ソクヨル大統領選候補、国民の党のアン・チョルス大統領選候補、正義党のシム・サンジョン大統領選候補//ハンギョレ新聞社

 本紙が来月9日の第20代大統領選挙を1カ月後に控えて行った世論調査で、与党の共に民主党のイ・ジェミョン候補と国民の力のユン・ソクヨル候補の支持率が誤差の範囲内で拮抗していることが分かった。ただし、両候補間の格差は、大統領選を100日後に控えた昨年11月に行われた調査の時よりさらに広がったことが分かった。

 世論調査会社Kスタットリサーチが本紙の依頼で、旧正月連休直後の3~4日、全国の成人1000人を対象にどの候補に投票するかを聞いた結果(信頼度95%、標本誤差±3.1ポイント)、イ候補は32.6%、ユン候補は38.8%の支持を獲得した。両候補間の支持率の格差は6.2ポイントで、選挙100日前に行われた本紙の調査(昨年11月29日発表)のときの差(1.7ポイント)よりも拡大した。イ候補は前回の調査より支持率が1.8ポイント下落し、ユン候補は2.7ポイント支持を伸ばした。国民の党のアン・チョルス候補は今回の調査で10.8%を記録し、前回の調査(4.3%)より2倍以上支持率が上昇した。一方、正義党のシム・サンジョン候補は2.9%で、前回の調査よりも2.8ポイント下落した。「支持候補がいない」や無回答の割合は13.6%で、前回の調査とほぼ同じだった。また、投票意欲の強い「積極投票層」でユン候補(42.6%)とイ候補(34.7%)の格差は7.9ポイントで、さらに広がった。

 当選の可能性については、イ候補が35.3%、ユン候補が45.1%で、誤差範囲外でユン候補の当選を予測する割合が高かった。「支持候補がいない」と回答した浮動層でも、ユン候補の当選の可能性(33.5%)はイ候補(22.7%)より高かった。

 地域別にみると、イ候補は大田(テジョン)・忠清道・世宗(セジョン)、江原道・済州道でのみ支持率が上昇した一方、ユン候補は光州(クァンジュ)・全羅道と江原道・済州道を除く全地域で上昇傾向を見せた。ソウルではユン候補が42.8%、イ候補が29.1%、釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶尚南道ではユン候補が46.2%、イ候補が26.4%で、差を広げており、イ候補の「政治的故郷」である京畿道(仁川・京畿道)でもユン候補が37.1%、イ候補が33.2%の支持率を記録した。

 今回の大統領選では「現政権の国政運営を審判する意味で、野党の候補に投票すべき」という回答が47.7%で、過半数に近かった。一方、「安定的な国政運営のために与党の候補に投票すべき」と回答した割合は37.5%だった。これも、前回の調査の国政審判論(46.5%)と国政安定論(42.0%)の格差より5.7ポイントさらに広がり、国政審判論の方に傾いた様相だ。

キム・ミナ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1029920.html韓国語原文入力: 2022-02-07 00:51
訳H.J

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