原文入力:2010-01-27午前12:47:12(1539字)
一昨年 ペルー訪問時も娘・孫娘 同行
野党 "事実上 家族旅行…モラルハザード"
大統領府 "国際的慣例…経費全て自費"
ファン・ジュンボム記者,イ・ジョンエ記者
←李明博大統領と共にインドを訪問した夫人キム・ユンオク(右側二番目)氏が25日午前(現地時間)ニューデリーサンスクリティ学校を訪問し、長女イ・ジュヨン(一番左側)氏,孫娘(左側二番目)等と共に学校を視察した後、インドの学生たちと記念写真を撮っている。イ大統領の娘と孫娘はソウル空港で大統領特別機に乗りインドに行き、大統領一行と共に滞留している。(孫娘は未成年であることを考慮しモザイク処理した。) ニューデリー/大統領府カメラマン団
李明博大統領夫妻のインド・スイス訪問にイ大統領の娘と孫娘が同行した事実が26日知らされ論難がおきている。
イ大統領の長女ジュヨン(39)氏とジュヨン氏の小学生の娘は去る24日、ソウル空港からイ大統領一行がインド国賓訪問のために出国する際、共に特別機に乗った後イ大統領一行とインドで一緒に滞留している。これらはイ大統領の27~29日のスイス訪問にも同行する予定だ。
ジュヨン氏母娘の同行事実は去る25日、イ大統領夫人キム・ユンオク氏がニューデリーの幼稚園・小・中・高総合私立学校のサンスクリティ学校を公式訪問した際、カメラマンらのカメラにこれらの姿が写り知らされた。また、これらはインド祝日の26日、ニューデリー大統領宮前で開かれた記念パレードをユ・インチョン文化体育観光部長官のそばに並び座って参観した。この姿はインドのテレビ生中継画面にも捉えられた。
大統領の国外訪問に子供が同行するのは国内政治慣行では異例なことだ。チョン・ホソン前大統領府儀典秘書官は「私が記憶する限り、参加政府時期に大統領府が息子や娘,孫娘を歴訪に連れて行ったことはない」と話した。ジュヨン氏母娘は去る2008年のペルー訪問の際も特別機便で同行したと大統領府は明らかにした。
ウ・サンホ民主党スポークスマンは論評で「口では首脳外交をするといいながら、特別機を事実上‘家族旅行特別機’として利用したことは、国民が受け入れない」として「イ大統領は国民に謝らなければならない」と話した。ウ スポークスマンはイ大統領がソウル市長時期だった2002年、市庁舎でフース・ヒディンク監督の横に息子を立たせて写真を撮るようにしたことに言及し「大統領のモラルハザードが相当な水準」と批判した。
これに対しキム・ウンヘ大統領府報道官は「インド側から非公式的に家族同伴を要請された」とし「今回同行した家族(ジュヨン氏母娘)の経費は自費で負担する。記者らは(費用を)予め出すが、経済人と大統領家族などは事後に精算している」と明らかにした。2008年ペルー訪問の際もジュヨン氏が自費で費用を負担したとキム スポークスマンは伝えた。
キム スポークスマンは 「首脳外交で大統領の家族同伴は国際的慣例から外れることではない」とし「ブッシュ前米国大統領は2008年の韓国・中国歴訪の際に娘はもちろん弟夫婦まで同行したし、先日韓国を訪問したチリ大統領は老母と同行した」と話した。キム スポークスマンは「あたかも大統領の家族が海外歴訪に無賃乗車したというような民主党の主張は全く事実でない」と反論した。 ニューデリー/ファン・ジュンボム記者,イ・ジョンエ記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/401159.html 訳J.S