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朝中首脳、「朝中友好協力条約」60周年を記念し親書交換

登録:2021-07-12 05:52 修正:2021-07-12 07:47
金正恩総書記「中国と固く手を握り合い歩んでいく」 
習近平総書記「北朝鮮の経済発展を強く支持」
金正恩・朝鮮労働党総書記兼国務委員長と習近平・中国共産党総書記兼国家主席が2019年6月21日、平壌で首脳会談に先立って握手を交わしている/朝鮮中央通信・聯合ニュース

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記兼国務委員長と習近平・中国共産党総書記兼国家主席が「朝中友好、協調および相互援助に関する条約」(朝中友好協力条約)締結60周年(7月11日)を迎え、11日に親書を交換した。労働新聞が1面で報じた。

 金正恩総書記は親書で「『朝中友好協力条約]は敵対勢力の挑戦と妨害策動がより悪辣になりつつある今日、両国の社会主義偉業を守り、アジアと世界の平和と安定を保障する上でさらに強い力を発揮している」と述べた。金総書記は「朝中親善協力関係を絶えず発展させていくことは、我が党と政府の確固不動の立場」だとし「社会主義、共産主義を建設する聖なる道を、中国共産党と中国政府、中国人民と固く手を握り合い共に歩んでいく」と明らかにした。

 習近平総書記は「いま世界的に百年ぶりに見る大変化が急速に起きている」とし、「私は(金正恩)総書記同志と共に戦略的意思疎通を強化し、中朝関係の前進方向をよく定め、両国の親善協力関係を絶えず新しい段階に導くと共に、両国と両国の人民により大きな幸せを与える用意がある」と述べた。さらに習総書記は「中国は朝鮮が経済と人民生活を発展させ、社会主義建設の偉業を力強く推進していることを強く支持する」と明らかにした。習総書記は「朝中友好協力条約」を「両国人民が血で結んだ戦闘的親善を強固にし、両国の長期的な親善協力を推進するための重要な法律的基礎」だと評価した。

 ただし、習総書記は今回の親書では以前とは違い、「(朝鮮)半島問題の政治的解決策を堅持」(1月11日労働党第8回大会祝典)または「地域の平和と安定、発展と繁栄のために新たな積極的貢献をする用意がある」(3月22日口頭親書)という表現は使わなかった。

 朝中メディアの報道を見る限り、「朝中朝友好協力条約」60周年を機とする朝中間の高官の相互訪問はなかったようだ。新型コロナの大流行に伴う長期国境閉鎖などの影響とみられる。

 これに先立ち9日、平壌で「朝中友好協力条約」締結60周年を記念して、北朝鮮国務委員会主催の宴会がチェ・リョンヘ国務委第1副委員長と李進軍駐北朝鮮中国大使らの出席する中で開かれた。労働新聞が10日付1面で報じた。

イ・ジェフン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/1002986.html韓国語原文入力:2021-07-11 15:54
訳H.J

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