本文に移動

全野党陣営‘MB独走 牽制’選挙連帯 枠組みに拍車

原文入力:2010-01-08午前08:41:52
市民社会陣営 4ヶ所 選挙連合 狙い活発な取り組み
5野党と協議体推進 政策・候補 共助 準備

ソン・ホジン記者,パク・ジョンシク記者

←チョン・セギュン民主党代表(左端)が7日午前、ソウル永登浦の党事務所で開かれた新年記者会見で「民主改革勢力が真の代案として認めらるためには変化を恐れてはならない」とし進歩陣営間の連帯を提案している。 パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr

‘6・2地方選挙’が5ヶ月先に迫り‘野党圏連帯’を圧迫する市民社会陣営の動きが本格化している。これらは地方選挙で李明博政府の一方通行式国政運営を牽制し、ハンナラ党の独占構図を打ち破ろうとするには四分五裂された野党圏の連合と積極的な市民参加運動が急務だと強調する。これらは‘言葉だけでの連帯’でなく‘行動の連帯’のために野党を議論の枠組みに引き出すなど仲裁に力を注いでいる。

■市民社会陣営の素早い動き
市民社会側では昨年末から‘野党圏連帯’を模索しようとする組織が結成され活発に活動している。これらは異口同音に地方選挙で政界に政策提案するだけでなく、選挙連合ができない地域で良い候補を選定し当選運動を展開すると公言している。

進歩指向の市民団体と労働・文化・宗教界などが集まった‘2010連帯’は‘進歩改革陣営の候補単一化’を目標に昨年11月スタートした。2010連帯にはパク・ソグゥン韓国進歩連帯共同代表,イ・サンヒョン前民主労働党スポークスマン,イ・ヘハク6月民主抗争継承事業会理事長,ト・ジョンファン詩人らが参加している。2010連隊は野党圏が政策的合意を経て候補単一化を成し遂げ勝利すれば、連帯主導者が該当地域で共同地方政府を運用するなどの具体的な案を提示している。市民たちが参加する‘国民公認団’も構成し、候補単一化選定に参加できるようにしなければならないと主張する。イ・サンヒョン2010連帯運営委員は「野党圏の代案的人物が不足しており勢力も分散した状況で、連帯してこそ与党と対抗する競争力ができる」と話した。

ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授,パク・ウォンスン弁護士,ハム・セウン神父,ペク・スンホン民主社会のための弁護士会会長,ナミュン・インスン女性団体連合代表など進歩改革指向の各界要人120人余りが集まった‘希望と代案’も野党圏と市民社会結集を要求し昨年10月に結成された。パク・ウォンスン弁護士がソウル市長候補として直接出るのがどうなのかという市民社会と政界の要請があるが、パク弁護士は良い候補を選ぶ市民政治運動の先頭に立つと線を引いている。ペク・スンホン共同運営委員長は「1月から良い政策発掘のための討論会を本格的に始める」と話した。

イ・ヘチャン前国務総理,ハン・ミョンスク前国務総理など親盧の人々が主軸になった‘市民主権会’もハンナラ党と野党圏の‘一対一’対決を作るべきで、民主改革勢力の単一隊伍を力説している。キム・ヨンベ‘市民主権会’事務局長は「単一候補選定過程に市民参加陪審員制導入などを市民主権会次元で議論している」と伝えた。‘市民主権会’は地方選挙投票率10%高揚運動のための大学生・会社員など全国有権者組織結成も計画している。キム・グンテ民主党顧問,イ・ヘドン牧師など在野出身の人士たちが昨年9月に作った‘民主統合市民行動’も民主党の譲歩を土台にした民主党中心の‘民主大連合’を要請している。

■ ‘5+4議論機構’スタート?
これら4組織と民主党,民主労働党,進歩新党,創造韓国党,国民参加党など野5党が集まる‘5+4’議論機構の結成も順次熟している。すでに‘5+4’主体の実務者たちが水面下で議論をしており、来る12日には野5党代表と市民社会元老たちの集い以後‘5+4議論機構’が表面化するものと見られる。一部政党が多少消極的態度を示しているが、こういう進展がなされたのも市民社会陣営の足早い動きによる部分が大きい。2010連帯関係者は「この議論の枠組みの中で連帯の方法と連合政治の原則を相談して行くだろう」と話した。民主党の核心党役員は「連帯の手続きはどのようにするか、連帯の主体が譲歩すれば連帯地域で該当主導者がどのように権力分占をするのか、などの意見を集約する必要がある」と話した。

ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/397779.html 訳J.S