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韓国首相、今月中旬にイラン訪問… 船舶拿捕問題、妥結の可能性も

登録:2021-04-05 00:47 修正:2021-04-05 07:34
チョン・セギュン首相が今月2日、政府ソウル庁舎で開かれた新型コロナワクチン・治療薬関連状況点検会議を開き発言している/聯合ニュース

 チョン・セギュン首相がイランに3カ月近く抑留されている韓国船舶「韓国ケミ号」と船長の解放問題を解決するため、イランを訪問する可能性が高いことが2日に分かった。

 外交部や首相室などの説明を総合すると、チョン首相は今月第3週に2~3日の日程でイランを訪問するために最終調整を行っているという。与党関係者は「韓国ケミ号と船長の解放に関する交渉が大詰めを迎えている。今のところ、妥結の可能性が高いと聞いている」と述べた。チョン首相が直接イランのハッサン・ロウハ二大統領と面会し、抑留船舶や船員解放問題などを最終妥結する可能性が高いという。

 イラン革命防衛隊は今年1月4日、オマーン付近の海域でケミ号を拿捕し、船長など韓国人5人を含む船員20人を抑留した。現在ほとんどが解放されており、抑留されているのは船長1人だけだ。残りの韓国人船員ら13人は船舶の維持などに備え、現地に留まっている。

ソ・ヨンジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/989463.html韓国語原文入力:2021-04-02 23:20
訳H.J

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