7日のソウルの朝の最低気温は氷点下16.5度だった。今年に入って最も寒いと予報された8日には氷点下何度まで下がるだろうか。
7日の気温は前日(氷点下12度)より4.5度も下がった。今冬に入って最も寒い日であり、2000年以降では9番目に低い日になった。気象庁の予報によると、8日朝の最低気温は氷点下18度、体感温度は氷点下25度になるという。しかし気象庁は「朝の最低気温が7日より5~7度さらに下がるだろう」と予想した。2000年以降、ソウルの朝の気温が最も低かった10日間を平均してみると、前日より多いときは2.0度、少ないときは0.1度(気温が)下がっていた。
ソウルの気温は、鍾路区松月洞(チョンノグ・ソンウォルドン)の気象観測所で測定された値を代表として使う。同日朝、冠岳区南ヒョン洞(クァンアクグ・ナムヒョンドン)の自動気象観測装備(AWS)では、氷点下19.5度が記録された反面、城東区聖水洞(ソンドング・ソンスドン)1街では氷点下14.8度と観測された。ソウルの朝の気温が最も低かった記録は1927年12月31日の氷点下23.1度、1月中の最低記録は1931年1月11日の氷点下22.5度だった。2000年以降最も低い記録は2001年1月15日に観測された氷点下18.6度だ。
また、7日朝、江原道襄陽郡西面五色里(ヤンヤングン・ソミョン・オセンニ)にある雪岳山(ソラクサン)自動気象観測機では氷点下29.4度、平地では江原道鉄原郡任南面(チョルウォングン・イムナムミョン)で最も低い氷点下26.7度を記録した。
一方、前日首都圏などに降った雪で、特に通勤時間を中心に混雑が続く中、午前中に大雪特別警報が発令された一部の忠清南道南部西海岸や全羅道、済州道に引き続き雪が降っている。
同日午後1時現在の積雪量はソウル1.3センチ、仁川(インチョン)0.4センチ、光州(クァンジュ)10.3センチ、大田(テジョン)4.8センチ、水原(スウォン)4.8センチ、清州(チョンジュ)4.5センチ、洪城(ホンソン)5.2センチ、全州(チョンジュ)9.0センチ、木浦(モクポ)2.0センチなどだ。積雪量は現時点で積もっている雪の高さを指す。固まったり、風に飛ばされた場合は、実際の降雪量より高さが低くなる。 ソウルでは6日夕方から7日未明にかけて計3.8センチの雪(最深新積雪基準・1日のうち最大で積雪量)が降った。
気象庁は「忠清道と全羅道、済州道には9日まで雪が降り、一部慶尚道西部内陸にも8日まで雪が降る所があるだろう」と予報した。全羅道の西海岸と済州には10日まで雪が降る所があり得ると、気象庁は付け加えた。9日までの予想積雪量は忠清南道西海岸や全羅道、済州道、鬱陵島(ウルルンド)・独島が5~20センチ(多いところ全羅道西部30センチ以上、済州山地50センチ以上)、忠清道内陸3~10センチ、全羅南道東部南海岸、慶尚北道南部、慶尚南道西部1~5センチだ。
7日午前10時現在、中部地方や全羅北道や全羅南道北部、慶尚北道圏、慶尚南道西部内陸に寒波特別警報が出されている。気象庁は同日、「北西から冷たい空気が入り続け、日中の気温が前日より5~10度下がり、首都圏や江原嶺西地域は氷点下10度以下、忠清道や全羅道、慶尚北道圏は氷点下5度以下の分布を示す」と発表した。
気象庁はまた「今回の寒波は8日にピークに達し、朝の最低気温は7日より5~7度も下がり、中部内陸部や全羅北道東部、慶尚北道北部内陸部では氷点下20度以下、残りの地域では氷点下10度以下とさらに寒くなるだろう」と予報した。今回の寒波は8日をピークに気温が徐々に上がるものの、週末まで中部地方は朝の気温が氷点下10度以下となり、来週に入ってようやく平年並みに戻るものと見られる。