原文入力:2009-12-17午後08:45:41
“成績低いから強制補習…一斉試験が人権侵害”
キム・ミンギョン記者
‘国家水準学業達成度評価’(一斉試験)の当事者である生徒たちが一斉試験で人権を侵害されたとし国家人権委員会に陳情書を提出した。
パク・某(14)君など中高校生10人は17日“去る夏休みに一斉試験成績が低いという理由で強制補習授業を受けさせられるなど人権を侵害された”とし‘学校に是正措置を取り教育科学技術部に一斉試験を中断するように勧告して欲しい’という内容の陳情書を人権委に提出した。一斉試験と関連して生徒が人権委に陳情したのは今回が初めてだ。
パク君はこの日午後‘一斉試験反対ソウル市民の集い’等がソウル,武橋洞キルの人権委前で開いた記者会見で、手紙を通じて“一斉試験に反対するために試験用紙に‘一斉試験反対’と書いて出しました。当然点数が0点で、学校では強制的に補習授業を受けろといいました。生徒の意見を無視し成績で決めることは人権侵害です”と明らかにした。
‘青少年人権行動アスナロ’会員のキム・某(17)君は記者会見で「一斉試験で生徒たちの表現の自由,私生活の自由,教育権,健康権などが侵害されている」と話した。
キム・テギュン‘平等教育実現のための全国父母会’常任代表は「人権委が手をこまねくならば、広範囲な生徒人権侵害が続くだろう」と主張した。
一方、国連社会権委員会は先月24日、韓国政府に‘学校間の不必要な競争を誘発し高等教育での学習機会を制限する一斉試験を見直しなさい’と勧告した経緯がある。昨年から施行された一斉試験は来る23日にも行われる予定だ。
キム・ミンギョン記者salmat@hani.co.kr
原文: 訳J.S