原文入力:2009-12-10午後07:26:20
ハン・ミョンスク前総理 11日 召還調査 拒絶
ハンナラ コン・ソンジン,ヒョン・ギョンビョン議員 調査日程 協議
ソク・ジンファン記者,イユ・チュヒョン記者
クァク・ヨンウク(69・拘束起訴)前大韓通運社長の秘密資金使途を捜査中の検察がハン・ミョンスク(65)前総理に11日に調査を受けに出てこいと通知した。しかし、ハン前総理側は検察が被疑内容と召還事実を言論に垂れ流していると反発し、出席しないという立場を検察に伝えたと分かった。両者の神経戦が熱くなっている。
10日検察とハン前総理側の話を総合すれば、ソウル中央地検特捜2部(部長 クォン・オソン)は去る9日夜、ハン前総理の弁護人らに11日午前11時にソウル中央地検に出頭してくれと知らせた。弁護人らはこれに‘ハン前総理と協議した後(出席が可能か)結果を知らせる’と答えた。
検察はハン前総理が在任中だった‘2007年初め、三清洞の総理公邸で韓国南東発電社長選任と関連した請託をしながら5万ドルを渡した’というクァク前社長の陳述を確保し、ハン前総理を被疑者身分で調査する方針だ。検察は当時の総理公邸出入り記録を入手し、当日のクァク前社長の出入り有無を確認したと知られた。
しかし、ハン前総理側共同対策委員会はこの日反論資料を出し「検察と保守言論の‘合作企画捜査’を中断せよ」と主張した。共同対策委員会は「検察が弁護団との協議の前に‘11日召還’という内容を流し、総理公邸で金を渡したという虚偽事実も特定言論に流布した」とし「前職大統領を逝去に追いやった行為で検察首脳部が退いたというのに何も変わっていない」と非難した。これらはまた「言論に捜査内容を垂れ流した不法行為者を処罰し、ハン総理に対する疑惑を六何原則(5W1H)に沿って公開すれば我々も解明をするとか調査を受けるとかすることができる」とし「検察が被疑事実を公表するという犯罪を犯しているのに、出頭要請に協力する理由がない」と出頭拒否の意思を明らかにした。
この日、民主党ではパク・サンチョン,パク・ジュソン,ソン・ヨンギル,イ・ジョンゴル,チョ・べスク,パク・ウンス議員など、法律家出身議員らが弁護団に合流し法律的対応に出た。また法務部長官を務めたカン・グムシル弁護士とユン・ギウォン弁護士らも合流した。
一方、ステーツウォルシャゴルフ場のコン・某(43・拘束起訴)会長の政・官界ロビー疑惑を捜査中のソウル中央地検特捜1部(部長 キム・ギドン)もハンナラ党ヒョン・ギョンビョン,コン・ソンジン議員側と召還調査の日程を協議している。
先立って、検察はヒョン議員の補佐官キム・某氏から「コン氏から1億ウォンを受け取りヒョン議員に渡した」という陳述を確保し、ヒョン議員側には11日検察庁に出てきてくれと通知した。ハン前総理に対する出席要求日と同じだ。
後援業者などから金品を提供された疑惑を受けているコン議員の召還調査は早ければ来週に行われると予想される。捜査チームはコン議員の疑惑立証に自信を示しているが、コン議員は「私に陰湿な攻撃をしようとする人が根拠のない内容の投書をした」とし疑惑を否認している。
ソク・ジンファン,イユ・チュヒョン記者soulfat@hani.co.kr
原文: 訳J.S