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韓国、兵役逃れの手段で一番多いのは「体重調節」

登録:2020-10-08 02:13 修正:2020-10-08 09:37
過去5年間の摘発例のうち115件 
体重を故意に増やしたり減らしたり 
2位は精神疾患偽装、3位は故意の入れ墨
2020年最初の兵役判定検査が実施された2月3日午前、ソウル永登浦区のソウル地方兵務庁で、マスクをした兵役義務者が検査を待っている=パク・チョンシク記者

 ここ5年間で最も多く摘発された兵役逃れの方法は、故意の体重調節であることが調査で分かった。

 6日に共民主党のファン・ヒ議員(国防委)が兵務庁から提出を受けた資料によると、兵役逃れのために故意に体重を増やしたり減量したりして、兵務庁の特別司法警察に摘発されたケースは115件(33.6%)で、理由として最も多かった。2位は「精神疾患偽装」(68人、19.9%)で、3位は「故意の入れ墨」(58人、17.9%)だった。

 兵役逃れのための免脱行為(兵役逃れのために故意に体を傷つける行為)は、年々増加傾向にあることが分かった。2015年は47人だったが、2016年は54人、2017年は59人、2018年は69人、2019年は75人へと増加している。今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡散の影響で兵役判定検査が減ったため、昨年同期に比べ摘発件数が減少するとみられていたが、免脱行為は相変わらずだという。

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/964567.html韓国語原文入力:2020-10-06 11:09
訳D.K

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