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チュ法務部長官、息子の兵役問題について国民に謝罪の意を表明(全文掲載)

登録:2020-09-14 05:35 修正:2020-09-14 09:55
チュ・ミエ法務部長官、13日午後にフェイスブックに書き込み 
「検察の捜査に影響を与えてはならないという懸念から発言を控えた」 
チュ・ミエ法務部長官が今月11日午前、政府果川庁舍の法務部に出勤している/聯合ニュース

 チュ・ミエ法務部長官が「息子の軍服務時代の問題でご心配をおかけしたことについて、国民にお詫び申し上げる」とし、息子のS氏(27)の特恵休暇など様々な疑惑に対して初めて謝罪の立場を明らかにした。

 チュ長官は13日、自身のフェイスブックに掲載した書き込みで「法務部長官として現在行われている検察の捜査に影響を与えてはならないという懸念から、これまで忍耐し、発言を控えてきた」とし「息子は検察捜査に一生懸命協力している。検察は誰も意識せず、真実を明らかにせよという国民の命令だけに服すべきだ」と主張した。検察が捜査を通じて息子の疑惑の真実を明らかにすることを求めたのだ。

 チュ長官は謝罪の立場を明らかにしながらも、息子の特恵休暇疑惑について、「入隊前に左ひざの手術を受け、軍生活中に右ひざも手術を受けなければならなかった。左膝を手術した病院で右膝の手術を受けるために休暇をもらい、手術後3カ月以上の安静が必要だと言われたが、息子は1カ月足らずで部隊に戻り、残りの軍服務を終えた。規定を破る理由は全くなかった」と説明した。

 チュ長官は「どんな逆境の前でも原則を守ってきたし、今も、これからも固く守っていく」とし、「検察改革という課題に揺らぐことなく責任を果たすことが国民の意思であり、私の運命的な責務だと思っている。必ず検察改革を成し遂げる」と抱負を語った。

 以下はチュ長官がフェイスブックに掲載した立場文の全文。

1.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危機により、全国民が苦しい日々を送っていらっしゃいます。こうした状況で、息子の軍服務時代のことでご心配をおかけしております。まず、国民の皆様にお詫び申し上げます。

2.私はこれまで忍耐し、発言を控えてきました。その理由は、法務部長官として、現在行われている検察捜査に影響を与えてはならないという懸念のためでした。検察の捜査によって、真実が明らかにならなければなりません。息子は検察の捜査に一生懸命協力しております。検察は誰も意識せず、実体的な真実を明らかにせよという国民の命令だけに服しなければなりません。

3.息子は入隊前、左ひざの手術を受けました。にもかかわらず、母親が政治的問題になることを心配し、進んで入隊しました。軍生活中、右ひざも手術を受けなければなりませんでした。そこで、左膝の手術をしていた病院で、右膝の手術を受けるために病気休暇をもらいました。手術後3カ月以上の安静が必要だと言われましたが、息子は1カ月足らずで部隊に戻りました。もちろん、残りの軍服務も全て終えました。これが事のすべてです。軍でわざと病気やけがをしたい人はいないはずです。軍はけがをしているの兵士の面倒を見る準備ができていましたし、軍規定もできる限りの治療を勧めています。だから規定を破る理由は全くありませんでした。この過程で、一部の疑念どおり違法があったかどうかについては、検察が捜査しており、(その結果を)私は黙々と待っているだけです。

4.夫は交通事故で足が不自由な障害者です。そのような夫を一生の伴侶として選ぶ際、私が夫の不自由な足の代わりになれると思いました。ところが、息子も両足の手術を受けました。完治していない状態で部隊に復帰しました。母親として、息子が一生後遺症で苦しむのではないか、心配せずにはいられませんでした。しかし、大韓民国の軍を信じ、軍にすべてを任せました。そして息子は韓国の他の息子たち同様、治療を受け、部隊生活に正常に復帰して、元気で真面目に軍服務を終えました。当時も今も、軍には感謝しております。息子が軍に入隊した日も、除隊した日も、私は息子のそばにいてあげられませんでした。軍隊に息子を送り出した親が、最も息子に会いたくなるという8週間の長い訓練時間を終えた日もそうでした。何事も独りで乗り越えていくよう育てたつもりですが、いつも息子に理解を求めてばかりのふつつかな母親です。

5.もはや真実の時間です。偽りと歪曲は一瞬真実を覆い隠すことはできても、永遠に隠すことはできません。黒は黒で、白は白です。私は黒を白と言ったことはありません。状況判断に過ちがあったら謝罪の三歩一拝をしました。そのことで、ハイヒールを履けないほど脚を痛めてしまいました。私と夫、息子の脚が国民の皆様に隠したい恥ずかしいものではなく、むしろ堂々と苦難を乗り越えられた慰めになるよう、より省察し、より一層努力してまいります。

6.私はいかなる逆境の前でも、原則を守ってきました。この原則は今も、これからも固く守っていくつもりです。それが私が政治をする理由であり、目的です。今回のことをきっかけに私も自らを振り返ります。自分の態度をより謙虚に省察し、もっと深く考えます。

7.検察改革という課題に揺らぐことなく責任を果たしていくことが国民の意思であり、私の運命的な責務だと思っております。必ず検察改革を完成させます。

イ・ジェホ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/961916.html韓国語原文入力:2020-09-1402:41
訳H.J

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