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4大河川 広報動画 再び‘偽り’論難

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/391106.html

原文入力:2009-12-02午後09:12:47
固城 三徳貯水池 干上がった湖底
南海郡 ユグマウル 給水場面
PD手帳 "4大河川と無関係" 指摘
推進本部 "水不足に言及したまで"

キム・ソンファン記者,パク・チャンソプ記者

政府が4大河川事業の正当性を強調するために偽り広報資料を作ったという論議に包まれた。

<文化放送>(MBC)は去る1日放映した‘PD手帳’の‘4大河川と民生予算’編で「4大河川再生推進本部ホームページに上げられた‘私たちの川’という題名の4大河川事業広報動画が操作された」と指摘した。

この動画は3分19秒分量で‘干あがった川’という字幕と共に、2009年慶南固城,三徳貯水池の干上がった湖底と、2008年慶南,南海郡ユグマウルの消防車運搬給水場面が出てくる。日照りで困難に見舞われた地域環境を改善することが4大河川再生の意味であることを強調する内容だ。しかし、三徳貯水池は洛東江からかなり遠く離れた地域であり、ユグマウルもやはり4大河川事業とは関係ない南海岸の島の村だ。

これに対し4大河川事業推進本部側は「問題となった場面は我が国の全般的な水不足現象を説明するための資料画面であり、4大河川に限定された内容を説明しようとしたものではない」と解明した。

推進本部のチェ・ヘチ広報企画チーム長は「4大河川事業の必要性を引き出すモチーフとして全般的な水不足問題に言及したまで」と話した。

政府の4大河川事業広報物に関わる操作論難は今回が初めてではない。先立って去る2月に国土海洋部は23年前に米国,シアトルのある河川での毒劇物流出事故が起きた時の場面を4大河川事業広報動画に上げ物議をかもしたことがある。 当時国土部は「栄山江と洛東江の水質が悪いという事実を死んだ魚の写真で表現しようと思ったが、外国の写真が使われたことは適切でなかった」という解明資料を出し、その代わりに三徳貯水池とユグマウルの場面を入れたのだ。問題の動画は国土部傘下の韓国建設技術研究院が製作し推進本部に納品したことが把握された。

キム・ソンファン,パク・チャンソプ記者

原文: 訳J.S