韓国と米国の国防総省が25日、朝鮮戦争70周年共同発表文を出し、同盟の価値と朝鮮半島連合防衛態勢の維持を再確認した。
チョン・ギョンドゥ国防部長官とマーク・エスパー長官はこの日の発表文で、「韓米両国を代表し、自由と民主、繁栄の大韓民国を守るために命を捧げた将兵の犠牲と勇気に深く感謝し、彼らの足跡を称える」と述べた。両長官はまた、「1953年の休戦協定以降、これまで朝鮮半島を守ってきたすべての将兵に敬意を表し、朝鮮半島の恒久的な平和と繁栄を保障するための連合防衛態勢を維持する公約を再確認する」と述べた。
両長官は「朝鮮半島の平和を守ろうとする確固たる意志を堅持し、国連安保理決議により北朝鮮の完全な非核化を追求する現行の外交努力を引き続き支援していきたい」とし、北朝鮮に対して、シンガポールでの朝米首脳会談の共同声明▽南北9・19軍事合意の順守などを要求した。両長官はまた、「規則に基づいた国際秩序、航行と飛行の自由を含む国際規則と規範の順守の重要性を確認した」と述べた。
両長官は韓米同盟について「相互信頼と自由、民主主義、人権、法治主義という共同の価値に基づく」とし、「このような精神に基づき、双方の安保関係を強化し、遠い未来まで韓米連合軍の伝統を受け継ぐことができるよう、両国の協力の幅と深さを拡大していく」ことを公約した。