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与党内でも‘4大河川 速度戦’憂慮 拡散

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/389562.html

原文入力:2009-11-24午後08:47:32
"予算確保・妥当性調査できず災害対策 皆無"
"災害・補償対策など検討されず、副作用大きい" 批判
民主党は "便法・不法動員 '3年内完成’難しい"

ソン・ヨンチョル記者

李明博大統領の任期内である3年以内に4大河川事業を全て終えようとする政府の‘速度戦’に、与野党ともに批判と憂慮を提起して出た。

キム・ヒョソク民主党議員は24日、国会で開かれた院内対策会議で「民主党は4大河川事業自体に反対するのではなく、水質改善や環境改善などの事業を選んでやろうということ」として、「民主党が問題にするのはなぜ3年以内にこの事業を終えなければならないかに対すること」と話した。彼は「4大河川事業を(予備妥当性調査などを省略したまま)便法,不法で推進し国会の(予算)承認もなしに行うことに関してはハンナラ党議員らも困惑している」と話した。

手続きを飛び越えた速度戦の後暴風を憂慮する声はハンナラ党からも出てくる。ある嶺南地域初当選議員は「4大河川事業は一度終わらせてしまえば再び元に戻しにくい事業ではないか。こういう事業を必ず一度に全て終わらせなければならないのか疑問」として「予算確保や予備妥当性調査,環境・気候に関する綿密な検討もなしに頑として推進する点は本当に憂慮の恐れがある」と話した。彼は「特に3年以内に終えるとしても、その間毎年2~3ヶずつ来る大型台風で発生する災害対策や補償対策が全くない」として「このようなやり方では事業推進が侮れないだろう」と付け加えた。また別の初当選議員も「4大河川整備の必要性は十分に理解するが、天文学的予算がかかる大工事を短期間で終わらせようとすれば副作用が少なくないだろう」と話した。一部親イ系議員らの間では「野党が今年の4大河川予算の1/3ほどの1兆ウォンを削るという場合に4大河川事業全てをやるというのは現実的に難しい。錦江や栄山江は皆整備するとしても洛東江などは一部区間程度だけするのが正しい」(あるソウル地域初当選議員)という現実論が出ている。

一部では4大河川事業と世宗市問題を同時に解決しようとするのは無理という主張もある。ある嶺南地域再選議員は「今、世宗市に各種特典が集まり地域に不満が多いが、4大河川予算をちょっと減らし地域の不満を解決するのに使うならば2つの問題を一緒に易しく解くことができるだろう」と話した。

ホン・ジュンピョ ハンナラ党議員は4大河川事業の主務部署が国土海洋部でなく環境部にならなければならないと話した。彼はこの日<韓国放送>ラジオ‘こんにちは,ホン・ジミョンです’に出演し「4大河川事業の主務部署が国土海洋部なので国民が‘ブルドーザー式開発事業ではないのか’という誤解をしている」として「環境部が主管となって水質管理と水量管理をして親環境川辺造成をすれば国民が理解するだろう」と話した。彼は「国民に環境影響評価も徹底的にやって親環境事業をするといえば国民の誤解が減るだろう」と付け加えた。

ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

原文: 訳J.S