「(南北の)歴史的な試合なので、観客が競技場を埋め尽くすだろうと期待していたが、スタジアムにファンが1人もいなくて失望した」
15日午後、平壌(ピョンヤン)の金日成(キム・イルソン)競技場で開かれた南北サッカー代表チームによる2022ワールドカップ・カタール大会アジア2次予選Hグループ第3試合を現場で観戦したジャン二・インファンティーノFIFA会長が、北朝鮮側の「無観客」試合の進行について批判したと、FIFAがホームページで明らかにした。
インファンティーノ会長は「試合の生中継、外国人記者に対するビザ発給と入国に関する様々な問題を知り、驚いた」と述べた。さらに、「我々にとっては言論の自由と表現の自由は明らかに最も重要な価値だ。しかし、反対に世の中を一瞬にして変えられるという考えはナイーブすぎる」と付け加えた。北朝鮮当局が韓国の取材陣と放送中継陣の入国を許可しなかったことに対しても間接的に批判したのだ。
インファンティーノ会長は「我々はいろいろな問題を北朝鮮サッカー協会に提起し、サッカーが北朝鮮と世界の他国に肯定的な影響を及ぼすよう努力する」と述べた。
インファンティーノ会長は同日、競技場で南北サッカー協会関係者たちと意見交換を行ったが、その中には2023女子ワールドカップの南北共同開催に関する対話も含まれていたとFIFAは伝えた。
インファンティーノ会長は平壌訪問を皮切りに、モンゴルやバングラデシュ、中国、ラオス、ブルネイ、フィリピンなど東アジア歴訪を始めた。