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大統領府「習主席の訪朝、非核化対話の再開に役立つだろう」

登録:2019-06-19 05:53 修正:2019-06-19 07:34
G20会議前の南北首脳会談の可能性残す  
「早急に開かれるのは良いこと」
中国の習近平国家主席//ハンギョレ新聞社

 大統領府は18日、中国の習近平国家主席の北朝鮮訪問について「(朝鮮半島の非核化に向けた)対話の動力を活かし、火種を消さないようにするのに役立つだろう」と期待感を示した。

 大統領府関係者は同日、記者団に「習主席も朝鮮半島の平和と非核化に向けて対話が必要だと立場を表明してきた」とし、このように述べた。習主席は今月20~21日、就任後初めて北朝鮮を訪問する。大統領府関係者は「北朝鮮と中国の首脳が会うことに関して、韓国政府は(中国政府と)緊密に協議しており、これは韓国政府の考えが盛り込まれたと言える」と述べた。別の大統領府高官は「習主席が韓国より北朝鮮を先に訪問することについて、韓国側は十分に理解しており、朝米の非核化対話の膠着局面で習主席の訪朝が役立つという意見を示した」と述べた。

 大統領府は今月28~29日、大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議の前に、第4回南北首脳会談が開かれる可能性も排除しなかった。ある関係者は「G20会議前に、南北首脳会談が開かれるのは難しいのではないか」という記者団の質問に対し、「そうではない。首脳会談がいつでも早期に開かれる可能性があるなら、それは良いこと」だとし、「それがG20の前になるか、それとも後になるか(は分からないが)、私たちは常に準備している」と述べた。

 大統領府はG20期間に韓日首脳会談が開かれるかに関しては、「確定した後に発表することができる」と明らかにした。これに先立ち、大統領府は文在寅(ムン・ジェイン)大統領がG20期間に習主席と韓中首脳会談を行う予定だと発表した。

ソン・ヨンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/898413.html韓国語原文入力:2019-06-18 20:55
訳H.J

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