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北朝鮮の対米外交ラインが躍進…チェ・ソンヒの“全盛時代”?

登録:2019-04-12 21:49 修正:2019-04-13 07:12
キム・ヨンチョル、リ・スヨン、リ・ヨンホが国務委員に再選出 
チェ・ソンヒ、ノ・グァンチョル国務委員が新たに進入 
チェ・ソンヒ、党中央委員直行で最高人民会議外交委委員職も 
金正恩2期対外関係、“安保外交”→“外交安保”に重心移動
北朝鮮のリ・ヨンホ外相(右側に座っている人)とチェ・ソンヒ外務省副相(左側)が3月1日0時15分、宿舎のあるベトナム・ハノイのメリアホテルで夜半に記者会見を行い、ハノイでの2回目の朝米首脳会談合意見送りと関連した北側の公式見解を明らかにしている//ハンギョレ新聞社

 4日連続で行われた朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議(9日)、中央委7期4次全員会議(10日)、最高人民会議14期1次会議(11~12日)の特徴の一つは、南北・朝米首脳会談に関与した核心幹部の健在または躍進だ。ハノイでの2回目の朝米首脳会談以後、“問責説”を提起してきた国内外の一部言論の空騒ぎをあざ笑うような人選だ。

 12日、労働新聞が報道した最高人民会議初日(11日)の「国務委員会選挙」の結果を見れば、チェ・ソンヒ外務省副相が国務委員会委員に新たに選任された事実が目につく。南北・朝米首脳会談で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の代理人役を務めてきたキム・ヨンチョル労働党副委員長(統一戦線部長)は、リ・スヨン党副委員長(国際部長)と共に国務委員に再選出され健在を誇示した。リ・ヨンホ外相も国務委員に再選された。2度の朝米首脳会談で公式随行員だったノ・グァンチョル人民武力相も新たに国務委員に選ばれた。

 国務委員会は「国家主権の最高政策指導機関」(憲法106条)だ。韓国の大統領府、米国のホワイトハウスとその地位・機能が似ている。新たに構成された国務委員会委員11人のうち、5人が広い意味の“外交”担当幹部だ。金委員長が「執権2期」をスタートし外交をさらに重視するという政策意志が込められた人選だ。韓国の元高位関係者は「“安保外交”から“外交安保”への重心移動」と評価した。

 特にチェ・ソンヒ副相の躍進は“チェ・ソンヒ全盛時代”が開かれたと言っても過言でないほどだ。チェ副相は10日、党中央委全員会議で候補委員を経ずに中央委正委員に直行し、11日には国務委員会委員、最高人民会議常任委員会傘下外交委員会(委員長 リ・スヨン)委員に新たに選ばれた。外交委員会は、韓国の国会常任委員会に該当する。既存委員だったキム・ゲグァン外務省第1副相が外れ、チェ副相が新たに名を上げて、外務省第1副相職をチェ副相が継承するのではないかという観測も出ている。チェ副相は3月10日に最高人民会議代議員に新たに選出されもした。これにより彼女は労働党・国務委員会・内閣・最高人民会議ですべて重要職責を受け持つことになった。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/889806.html韓国語原文入力:2019-04-12 15:38
訳J.S

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