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韓国も3月には“ステルス戦闘機”保有国に

登録:2019-01-13 22:27 修正:2019-01-14 08:09
米国から購入したF35A 6機のうち2機が国内到着 
レーダーに探知されず“戦略標的”打撃が可能 
「2021年までに発注した40機、すべて入り戦力化」
ロッキード・マーティン社のF35ステルス戦闘機=資料写真//ハンギョレ新聞社

 韓国空軍が米国から購入したステルス戦闘機F35A 2機が、早ければ3月末にも韓国に入ってくる。韓国もついに先端空軍戦力の象徴であるステルス戦闘機を保有する国になるわけだ。

 国防部関係者は13日「韓国空軍が昨年末までに米国から購入したF35A 6機のうち2機が早ければ3月末にも韓国に到着する」として「その後、戦力化の過程を経て4~5月には実践配備される予定」と話した。韓国政府が注文したF35A 40機のうち1号機は昨年3月、米国テキサス州フォートワースのロッキード・マーティン工場から出庫された。今後5機がさらに出庫され、計6機が昨年末までに順次米国アリゾナ州のルーク空軍基地で韓国空軍に引き渡された。

 F35Aは最高速力マッハ1.8、戦闘の行動半径は1093キロメートルに達する。空対空ミサイルと統合直撃弾(JDAM)、小口径精密誘導爆弾(SDB)などを搭載する。レーダーに探知されず、戦略標的を打撃できる核心戦力に挙げられる。空軍関係者は「F35Aは、3月以後にほとんど毎月2機ずつ韓国に入ってくる予定」とし「2021年までにF35A 40機すべてが計画どおり戦力化されるだろう」と話した。

 政府はこれに先立って、2014年3月に7兆4千億ウォン(約7400億円)を投じてF35A 40機を購入することを決めた。2017年末から韓国空軍のパイロットが米国に渡り、飛行訓練を受けた。昨年7月には米国のルーク空軍基地で韓国空軍のパイロットが初の単独飛行に成功した。

 F35A 2機は、ハワイとグアムを経て韓国に到着する。運搬過程では、メーカーのロッキード・マーティンが責任を負う。F35Aの導入以後、戦力化行事を開催するかはまだ決定されていないという。北朝鮮は昨年3月末、F35Aの1号機が出庫された時、労働新聞を通じて「反民族的犯罪行為」と非難するなど、敏感な反応を見せた。南北の軍事的緊張緩和により、F35Aの戦力化行事を行っても静かに進行されるという観測もある。

ユ・ガンムン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/878160.html韓国語原文入力:2019-01-13 13:45
訳J.S

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