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子どもと同居しない老夫婦の方が「生活満足度」高い

登録:2018-12-25 06:36 修正:2018-12-25 08:33
統計庁「高齢者人口集団別の生活満足度分析」報告書 
一人世帯、低所得層であるほど満足も低いが 
社会関係網が多く、余暇を楽しむほど高まる
ソウル永登浦の長屋街で一人暮らしている高齢者。統計庁の調査結果、高齢者層は1人世帯で、低所得層であるほど暮らしの満足度は低いが、社会関係網が多く、余暇を楽しむほど満足度が高くなることが分かった=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 夫婦だけで暮らしている高齢者の生活満足度が、子どもと同居している高齢者より高いことが分かった。また、低所得層と一人世帯の生活満足度が低いことが、調査の結果確認された。

 統計庁が24日、「コスタット(KOSTAT)統計プラス」冬季号に掲載した「高齢者人口集団別の生活満足度分析」報告書によると、2017年の社会調査基準で、65歳以上の高齢者の生活満足度(5点満点)は2.87点で、15歳以上の全体人口平均(3.07点)より0.2点低かった。所得別には、世帯所得が月100万ウォン以下の高齢者の生活満足度が2.66点で、所得月400万ウォン以上(3.46点)より0.8点低かった。

 世帯形態別では、高齢者の性別を問わず、夫婦だけで暮らす世帯が、子どもと同居する場合より満足度が高かった。男性高齢者の場合、一人世帯の満足度が最も低かったが、女性高齢者は1人世帯よりも配偶者なしで子どもと同居する場合が、満足度が低かった。

 高齢者の中で子どもと同居する割合は27.6%だったが、年齢にかかわらず、同居していない方が、満足度が高かった。特に「独立した生活が可能」で、子どもと同居していない場合、満足度が高かった。一方、「独立した生活が不可能」または「子どもが独立できず」一緒に暮らす場合は、満足度が大きく低下した。

 1人世帯の生活満足度は低かったが、社会関係網が厚く、宗教・文化活動が活発な場合は、満足度が高かった。低所得層でも、所得水準に満足しており、社会関係網が多く、余暇を楽しむほど、生活満足度が高くなった。首都圏より地方で暮らす高齢者の場合、このような事例が多かった。統計開発院のシム・スジン統計分析室事務官は「高齢者が孤立せず、活気に満ちた老年を送ることができるよう、社会関係網の拡充に向けた様々な支援と政策、そして社会政策の関心が必要だ」と指摘した。

 一方、韓国の高齢者の貧困率は48.8%(14年基準)で、経済協力開発機構(OECD)の高齢者貧困率の平均(12.1%)の4倍だった。韓国の65~69歳の自殺率は人口10万人当たり45.8人で、OECD平均(15.4人)の3倍水準だった。50歳以上人口の生活満足度は5.4点(11点満点)で、OECDの35カ加盟国のうち28位にとどまった。

チョン・ウンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/875660.html韓国語原文入力:2018-12-24 19:27
訳H.J

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