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統一部、北の高官級代表団の訪南を承認

登録:2018-11-12 23:20 修正:2018-11-13 07:21
北側代表団にはリ・ジョンヒョク、キム・ソンヘ含む 
14~17日アジア太平洋平和繁栄国際大会に出席
キム・ヨジョン北朝鮮労働党中央委第1副部長が2月9日午後、2018平昌冬季五輪開幕式出席のためにKTX珍富駅で下車し移動している。赤○内がキム・ソンヘ北朝鮮祖国平和統一委員会室長だ//ハンギョレ新聞社

 統一部が、北朝鮮のリ・ジョンヒョク・アジア太平洋平和委員会副委員長とキム・ソンヘ統一戦線部室長など、北側要人7人で構成された北側高官級代表団の訪南を承認した。

 統一部は12日「リ・ジョンヒョク朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長など北側要人7人が、京畿道とアジア太平洋平和交流協会が高陽市(コヤンシ)で開催する「アジア太平洋の平和繁栄のための国際大会」に参加するため、11月14日午後に南を訪問する予定」として「今日(12日)、統一部は彼らの南側地域訪問を承認した」と明らかにした。北側代表団が南側に留まる期間は14日から17日までだ。

 統一部が承認した訪南申請者は、リ・ジョンヒョク祖国統一研究院長兼アジア太平洋委副委員長、キム・ソンヘ・アジア太平洋委室長、ソン・ミョンチョル ・アジア太平洋委副室長、キム・チュンスン・アジア太平洋委研究員、チョ・ジョンチョル・アジア太平洋委参事をはじめ、リ・ヨンナムら支援人員2人までの計7人だ。2月、金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委員会第1副部長が平昌冬季五輪を契機に訪南した時、キム副部長に随行したキム・ソンヘ室長が名簿に含まれていて目を引く。名簿に含まれた支援人員のリ・ヨンナム氏は、内閣副首相ではなく彼と同姓同名の別人だと統一部は明らかにした。

 ペク・テヒョン統一部報道官はこの日、定例ブリーフィングで「この大会は地方自治体および民間団体次元の行事であるので、当局間接触などは計画していない」として「政府は行事が支障なく進行されるよう支援する役割を果たすだろう」と話した。この日のブリーフィングで統一部は、取材陣が北側高官級代表団が朝米膠着局面と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の答礼訪問を議論するために南側要人と接触する可能性に対して尋ねると、「今回の訪南目的はアジア太平洋の平和繁栄のための国際大会参加」だとして、「ここに来る面々もアジア太平洋委所属の人々で構成されている。地方自治体と民間団体次元の行事だ」と線を引いた。ペク報道官は「行事が円満にうまく進行されるよう政府レベルでできる支援をしていく計画」と付け加えた。

 北側代表団の今回の訪南は、先月4~6日に平壌で開かれた10・4首脳宣言11周年南北共同記念行事を契機に、その後に北側と京畿道の協議を経て決定された。イ・ファヨン京畿道平和副知事は平壌を訪問して、北側代表団がこの国際大会に参加することにするなど6つの事業に合意した。イ・ファヨン副知事は10月25日に記者会見を行い、「20日から23日まで朝鮮アジア太平洋平和委員会の招請で北朝鮮を訪問して協議した結果、11月14~17日に開かれる『アジア太平洋の平和繁栄のための国際大会』に北側最高位級関係者が含まれた北朝鮮代表団が訪問することで合意した」として「最高位級要人を含む7人になるだろう」と発表した。

 「アジア太平洋の平和繁栄のための国際大会」には、日本の鳩山由紀夫元首相なども参加すると伝えられた。京畿道主催なので、北側の人々が訪南すれば、与党の有力政治家でもあるイ・ジェミョン京畿道知事とは自然に会う席が用意されるだろうと伝えられた。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/869868.html韓国語原文入力:2018-11-12 15:22
訳J.S

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