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文大統領「平和の朝鮮半島が我々の目の前に訪れる」

登録:2018-10-15 06:01 修正:2018-10-15 08:23
パリの韓国同胞との懇談会で「南北首脳会談の定例化・制度化望む」 
海外独立運動史を収集すると約束…韓仏、革命で民主主義の発展させた
フランスを国賓訪問中の文在寅大統領が今月13日午後(現地時間)、パリのメゾン・ド・ラ・ミュートアリテで開かれた韓国同胞らとの懇談会で、挨拶の言葉を述べている/聯合ニュース

 国賓としてフランスを訪問している文在寅(ムン・ジェイン)大統領が13日(現地時間)、「平和の朝鮮半島が近いうちに私たちの目の前に訪れると確信している」と述べた。

 同日から7泊9日の日程でフランスやイタリア、バチカン、ベルギー、デンマーク歴訪を始めたムン大統領は、パリのメゾン・ド・ラ・ミュートアリテで、韓国同胞ら約200人が出席した晩餐懇談会で、「明後日15日、マクロン仏大統領と首脳会談で、国連安保理常任理事国であり、欧州連合(EU)主導国のフランスが、朝鮮半島の非核化と恒久的平和のために共に努力してくれるよう要請する」とし、このように述べた。先月の平壌南北首脳会談の際、15万人の北朝鮮住民の前で行った綾羅島の演説に触れ、「とても緊張したが、北朝鮮はいかなる条件もつけず、全面的に任せてくれた」とし、「これは南北関係がそれだけ早く発展し、信頼が蓄積されたことを意味する。南北が頻繁に行き来できるよう、首脳会談を定例化・制度化したい」と述べたと、コ・ミンジョン大統領府副報道官が伝えた。文大統領は「皆さんが自負を持てる大韓民国にしていく」とし、「在仏同胞の皆さんに支持と声援を送ってもらえれば、もっと力を出せると思う」と述べた。

欧州歴訪に出た文在寅大統領が今月13日午後(現地時間)、初の訪問先のフランス・パリのオルリー国際空港に到着し、オリビエ・デュソップ栄耀遂行長官(公共財政担当国務長官)と共に、儀仗隊を査閲している=大統領府提供//ハンギョレ新聞社

 文大統領はフランスが欧州で最も活発な独立運動の根拠地だったことを挙げ、「知られざる海外独立運動の歴史を政府が積極的に発掘していく」と約束した。文大統領は「99年前、約30人の韓国人労働者たちが欧州地域初の韓国人団体『在仏韓国民会』(当時名称・在法韓国民会)を結成し、三・一運動1周年を祝う式典を開き、大韓民国臨時政府パリ委員部に巨額の資金を提供した。当時、パリ委員部の代表がキム・ギュシク代表博士だった」とし、「来年は三・一運動100周年であり、臨時政府樹立100周年、在仏韓国民会結成100周年であるだけに、政府はフランスの各地に散らばっている先祖たちの足跡を発掘し、収集するために必要な支援を惜しまない」と述べた。

 また、文大統領は「韓国とフランスは革命で民主主義を発展させてきた輝く歴史を持っている」とし、「21世紀の韓国のろうそく革命は、最も美しく平和な方法で韓国の民主主義を守り、危機に陥った世界民主主義の希望となった」と述べた。彼はさらに「皆さんもフランスでたくさんのろうぞくを掲げてくれましたね」とし、「そのありがたみを忘れない」と付け加えた。懇談会の夕食会では、歌手のヤン・ヒウン氏が「朝露」や「常緑樹」、「とても良い」などを歌った。

パリ/ソン・ヨンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/865689.html韓国語原文入力:2018-10-14 20:47
訳H.J

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