アメリカ、ロサンゼルス北東部小都市グレンデール市が忠北(チュンブク)報恩(ポウン)で今月21日まで慰安婦特別展を開く。グレンデール市の市立公園には、2013年7月30日に平和の少女像が建てられた。米国内の少女像建立はこの都市が最初だった。その後、ミシガン、ジョージアなど米国の他の地域で少女像の建立が続いた。グレンデール市は、日本の極右団体などが訴訟を行うなど、執拗に少女像の撤去を主張したが、少女像を守った。この市はまた、2012年に慰安婦の日を定め、軍隊慰安婦被害者の苦痛を記憶することにした。
グレンデール市は、忠清北道報恩郡(ポウングン)と友好協力関係を結び交流している。報恩郡は、この都市の慰安婦追悼事業に感銘を受けて、住民たちが参加して集めた寄付9000万ウォン(約900万円)余りで昨年10月13日、報恩のペットゥル公園に報恩平和の少女像を除幕した。この時、日系アメリカ人で、日本政府に日本軍「慰安婦」の存在認定と謝罪を要求してきたマイク・ホンダ元米連邦下院議員も訪問した。この日、報恩に暮らし「生きている平和の少女」と呼ばれるイ・オクソンさん(87)は、ホンダ議員に「本当にありがとう。とても会いたかった」と話しかけた。
グレンデール市は、報恩慰安婦特別展で「正しいことをしなさい」というテーマで、米国と日本の作家たちの慰安婦関連写真・設置作品、絵画を展示する。